価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

株式市場では感情に流されたら負け

先週中国の特使と北朝鮮が面会したとのニュ-スが流れました。北朝鮮との話し合いにようやく中国が緩和姿勢を見せたことになります。

 

それにしても今年8月~9月にかけての北朝鮮騒動は何だったのかと思います。日経平均株価北朝鮮弾道ミサイルを飛ばした日と、北朝鮮の記念日にかけて更なら挑発的な行動を取るからと、リスク回避的な売り注文が多発しました。

 

ただ結果的にはそこが今年の安値で株価は10月にかけて急騰したのはご存知の通りです。

 

本質的に人間は未知のものを恐れます。昨年のイギリスのユ-ロ離脱による株価急落、トランプ大統領当選直後の株価急落も、予想外の事象が起きたことに対する不安が過剰反応を呼び起こしてものです。

 

ただ今振り返ると、イギリスによるユ-ロ離脱による混乱は何も起こっていないに等しい状況ですし、トランプ大統領にしても多少の問題発言はあるものの経済政策は大幅にオバマ政権の変えるには至らない状況です。北朝鮮にしても9月以降ミサイルは一発も撃っていない状況です。

そうなのです何も考えたような悪いことは起こっていないのです

株式市場全体がパニックを起こしている時は、心配している事象が本当に起こりうることかよく考えた方がいいでしょう。

そして杞憂に終わる可能性があるならそこをチャンスと捉える。直近の2016年、2017年の相場で学んだことは周りがパニックになっている時に感情的にならない、

「株式市場では感情に流されたら負け」

を実感出来たことではないかと今の中田は思っています。