先週の重賞結果分析/有馬記念見解
TV「先週の結果分析」で先週の重賞のタイムランクが発表されました
- タ-コイズステ-クス ミスパンテール タイムランクS
- 朝日杯フィチュリティ ダノンプレミア タイムランクB
3連勝でGⅠを圧勝したダノンプレミアはタイムランクBとさすがの結果でした。来年はダ-ビ-を目指すと陣営は表明していますが、コ-スが変わってから朝日杯の勝ち馬はリオンディーズしか参戦出来ていませんのでまずは無事にダ-ビ-に向かってもらいたいものです。
さて今週は有馬記念が行われます。過去10年のデ-タを見て思った勝ち馬の傾向では思える要素を上げたいと思います。
- 騎手の乗り替わりはない方がよい
過去10年の勝ち馬のうち8頭は前走の騎手が継続的に騎乗しています。乗り替わりで勝ったのは2013年のオルフェーヴルと2014年のジェンテイルドンナですが、オルフェーヴルの場合は前走がフランスの凱旋門賞なので致し方ない点もありますので、そう考えますと該当するのはジェンテイルドンナただ1頭となります。
- 秋の国内GⅠ参戦数
有馬記念に参戦するまでに秋の一連のGⅠを何戦参戦したかですが、勝ち馬10頭中8頭はGⅠ1戦のみ、2頭は有馬記念がGⅠ初参戦、GⅠに2頭以上参戦して勝ったのはこちらも2014年のジェンテイルドンナただ1頭だけです。
週初めのブログで中田がキタサンブラックに感じた1番の不安点はここです。昨年はジャパンカップを一戦だけ望んで有馬記念に臨みましたが、今年は天皇賞(秋)、ジャパンカップとGⅠを2戦走っており体調面では去年より厳しい状況にあると思います。
更に言いますと天皇賞1着⇒ジャパンカップ3着の成績で有馬記念に臨んだ馬は、過去にも2007年のメイショウサムソンや2015年のラブリ-ディ等軒並み人気で馬券圏外に敗れていますので、ここも不安を感じる点です。前走落鉄という悪条件があったにしろ勝って引退の花道を飾るのは一苦労だと思います。
さて前述の2条件ですが、中田の推すジャパンカップ馬シュヴアルグラン、アルゼンチン共和国杯から臨むスワーヴリチャードは共に条件を満たしています。ただ馬券的に中心にしたいのは後者のスワーヴリチャードです。推したい理由は直前のブログで書いてみたいと思います。