価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

天皇賞春予想

牡馬クラシックの第一弾皐月賞は休養明けのGⅠホ-スであるコントレイルとサリオスの2頭が他の馬を大きく引き離してワンツーとなりました。以前のGⅠはトライアルレ-スを使った馬が休養明けの馬よりも優位な状況があったのですが昨年位からその傾向は崩れ始めてきました。

 

天皇賞春も昨年フィエ-ルマンが1月のAJCC以来のレ-スで勝利。2着も1月の日経新春杯以来のグローリーヴェイズでした。直前に行われる大阪杯阪神大賞典日経賞を使わない組がワンツーとなりましたので休養明けが不利あるとの傾向は過去のものになるかもしれません。

 

今年のフィエ-ルマンは有馬記念以来の出走となります。休養明けの点は昨年も克服していますので問題はないでしょうが今年の問題は大外枠を引いた点でしょう。天皇賞春の行われる京都競馬場の馬場は例年良好で天皇賞春においてはインを通る馬が距離ロスを避けられる点からも圧倒的に有利な傾向が見られます。実際大外枠の馬が勝利を収めたのは2008年のアドマイヤジュピタ以来なく、2017年の天皇賞春ではサトノダイヤモンドキタサンブラックとの二強対決と言われながら、8枠に入った距離ロスを克服できずに3着に敗れています。

 

またフィエ-ルマン自身もスタ-トが上手い馬ではありませんし、道中掛かり気味に進む傾向もあります。大外枠から騎乗では常識的に考えると折り合いに専念したい筈です。となると他の有力馬も軒並みフィエ-ルマンの動きを見る展開も考えられるかと思いますのでその点を踏まえ予想します。

 

馬券はダンビュライトを中心にします。出走馬で重賞で逃げて好走したのはダンビュライトとスティッフェリオですが後者は前走の日経賞で中段から捲る競馬で勝利から後一歩の好走をしましたので普通に考えると同一パタ-ンの騎乗をするかと思います。

 

ダンビュライトは2走前に今回と同じ松若騎手が騎乗した京都大賞典でも2着に逃げ粘っています。また休養明けですが本馬は去勢手術明けであり気性に難があった馬が去勢手術で変わる例もまあまあ見られますのでその点も期待したいと思います。

 

二番手評価はミッキ-スワロ-にします。ただこれは消去法でありもともと本命にしたかったユ-キャンスマイルは直前で岩田騎手落馬で乗り替わり、3番人気のキセキも父親ル-ラシップ並みの出遅れ癖が起きた現状では不安点を消せません。であるなら日経賞を勝って4番人気のこの馬でと思った次第です。

 

単複:4 単:5