価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

投票率の低下を憂う

衆議院選挙の結果が出ました。自民党が単独で過半数を占める圧勝に終わりました。それ以上に中田が気になったのが投票率です。3年前の選挙戦に比べ低下どころか過去最低の水準に終わりました。3年前と比較して、東日本大震災原発・消費税問題と我々に関わる問題が山積みになった状況にも関わらず、自らの権利を主張する人が減ってしまった現状に危惧を感じざる得ません。

先週のブログで書きましたように、確かに誰に入れるか迷うような選挙ではあったと思います。ただ、迷うが為に投票に行かないというのであれば、物事は何事も変える事は出来ません。非力とは言え一票を投じる行為を行っていれば微力ではありますが変える方向にものを動かす事が出来た筈なのです。ゼロはいくら重ねてもゼロですが、プラスはたとえ小数点以下でも積み重ねれば大きなプラスにずることは出来る筈です。

今回の選挙は残念ながら日本人の抱えている悪い点が出た選挙だと思いました。今の日本人に不足しているのは明らかに行動力だと思います。選挙に行っても、どうせ今の日本は何も変わらないので無駄と思う気持ちは理解できないわけでもありません。

ただ、「無駄」=「目に見える効果がすぐ出ない」ので投票する事を止めたのであればそれは危険な発想だと中田は思います。以前努力の話をした際ににやった努力が全て報われる事はないのと同様、自分のとった行動が100%報われるかと言えばそんな事はありません。

報われる可能性がないからと言って何も行動を起こさないようですと、ますます報われない=何も起こらない 事を確定させてしまうのではないでしょうか?

行動を起こさず、何もしなければ変化を生みだす事は物理的にほぼ不可能です。日本の現状や今の政治に何も不満を感じていないのであればともかく、そうでないのであれば、今出来る事をやる事こそがまずは肝要と思います。

今回の選挙は投票率の面では中田にとって憂うべき結果だったと思いますが、それはそれこれはこれで中田はこれまでと同様「行動する事を第一」とする考えを捨てないようにしていきたいと思います。