価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

一流経営者が語る観るべき財務諸表とは

過去2週にわたり一流経営者が観るべき財務諸表として、損益計算書(PL)貸借対照表(BS)の話を記載しましたが一流経営者が観るべき財務省としてはこれでは不足しているそうです。一流経営者が観るべき財務省とは損益計算書貸借対照表に加えて

 

キャッシュフロー計算書

 

の3つを合わせて初めて判断を下させるそうです。キャッシュフロー計算書自体は割と歴史的には新しい財務諸表ですが、損益計算書貸借対照表では一見問題がなさそうな企業が、資金繰りに行き詰まり所謂「黒字倒産」をしてしまうようなことを事前に見分ける為に義務化された指標です。

 

このキャッシュフロー計算書も単に言葉を覚えることだけでなく、同業他社のキャッシュフロー計算書と比較をすることで会社が行おうとしている戦略の方向性も見えるとのことです。

 

私が学んでいる経営者の方の見解として一貫しているのは学問として会計学を覚えるのではなく実践に使うことです。経営者のポジションになって初めて財務諸表の勉強をするのではなく、それ以前の段階から自社の財務諸表を観て、会社の戦略や引いてはどういう戦略をもっと取る必要があるか、経営者になったごとく考えれるのが一流の人材とのことです。

 

キャッシュフロー計算書の一流の見方をご存じない方はこちらの動画を参照することをお勧めします

 


www.youtube.com

 

一流経営者が語る貸借対照表を観る際のポイント

先日一流の経営者が損益計算書を観る際の見方のボイントをお伝えしました。利益の名称や中身が何であるかを覚えるより、各企業の利益の大きさに注目する考えでした。

 

その考え方はもうひとつの重要指標である貸借対照表でも適用されます。貸借対照表を観る上でのボイントは

 

固定資産と流動資産との大きさに注目することです

 

流動資産は会計上で現金や有価証券といった現金化しやすい資産のことを示し。固定資産は土地や建物のように現金化するのに時間のかかる資産のことを言います。

 

貸借対象表に占める固定資産と流動資産の大きさでその業界や企業がどのような特徴を持っているかの違いが分かります。

 

次いで観るべきは貸借対照表と先週お話しした損益計算書の大きさを見比べることです。業界的な傾向として金融系は貸借対照表の大きさが損益計算書の大きさより大きくなりがちですし、小売業は損益計算書の大きさの方が貸借対象表より大きくなりがちです。

 

一方で同じ業界の優良と言われる企業同士でも大きさが異なる場合があります。以下の動画ではアサヒビールキリンビールの財務諸表の内容の違いから両企業の取る戦略の違いが読み取れる点を説明されています。ビール会社なんてどこも同じだと思われている方は参照されることをお勧めします


www.youtube.com

一流経営者が語る損益計算書を観る際のポイント

会計の中で特に損益計算書を勉強しようとする上で壁になりがちなのが利益に関する会計用語ではないでしょうか。損益計算書を見ていますと利益に関してだけでも以下の用語が出てきますが見ているだけで何の違いがあるのか分からなくなるもいるかもしれません

 

 

私が学ぶ経営者の方によると利益の言葉を覚えようとするより、まず構造を理解する方が重要とのことです。一方で損益計算書を見る際にボイントとなるのは何利益がいくらという点ではないとのことです。観るべきポイントは・・

 

売上に対する利益の大きさです

 

売上高に対して売上原価、販管費、利益の大きさがどの程度占めていることが観るべきポイントであり、そこに各業界や各企業の特徴が出るとのことです。

 

例えば同じ外食産業でもスシローとかっぱ寿司損益計算書をその観点から観ると全く異なる内容になっており、そこに両者の戦略の違いが出ていることをご存じでしょうか?そんな視点で損益計算書を観たことがない方はこちらの動画をご覧になることをお勧めします

 


www.youtube.com

会計をビジネスに生かす為に必要な視点

会計で学ぶ財務諸表は一見すると細かい項目別に分かれた数値が書かれた表です。この財務諸表に書かれている細かい項目を全て理解しましてもなかなか覚えきれないのではないでし、項目を覚えたところでビジネスに使えるかは別問題です。私が学んでいる経営者の方の語られるところでは財務諸表には使い方と言いますか、見るべきポイントがあるそうです。それは・・

 

企業によって財務諸表が異なる点を理解することです

 

例えば貸借対照表(BS)を見る際にそもそも貸借対照表(BS)全体の大きさである資産額もしくは資本+負債額の全体がどの程度の規模であるか損益計算書(PL)に書かれてある売上高が先程述べた貸借対照表(BS)全体の大きさと比較してみるべきとの考えです。

 

同じ大企業と言いましても製造業、金融業、小売企業における貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)の大きさは全く異なっています。業種によってそれだけ財務諸表の中身が異なることを理解せずに単純な数値の中身だけを見て企業の優劣を見極めてしまいますと、投資判断などが上手く行かない可能性が高いようです。

 

貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)の大きさを見比べるだけで企業に対してこれまで気付かなかった新たな視点が得られる可能性があります。その方法を実施されたことのない方はこちらの動画を参照されることをお勧めします


www.youtube.com

 

会計を学ぶ効果的な方法

ビジネスマンにおいて会計学の知識を得ることは英語の知識を得ることと同程度のニーズがあるかと思います。ただ会計の用語は専門性が高く会計学を学ぼうとして挫折する人も多いかと思います。

 

私が学んでいる経営者の方によるとビジネスにおいて会計を学ぶ際に大事なポイントがあるとのことです。それは・・

 

専門用語を覚えることよりもお金の流れを理解することです

 

貸借対照表損益計算書や借方や貸方と言った言葉や専門的な会計の仕分けを覚えるのではなく企業経営を行った結果それらの指標がどのように変わるのかを感覚的に掴む方が余程重要とのことです。経営が上手く行っている会社と経営が行き詰まっている会社の貸借対照表は全く違う傾向が観られるそうです。

 

仮にあなたの役割が営業担当でが企業経営を行う立場でないにしても、自分の売りこみ先の会社の経営状態を知ることは重要ではないでしょうか?そう思われた方は以下の動画をご覧ください。会計について非常に基礎的ですが重要な点が語られています

 


www.youtube.com

2021年菊花賞の予想

三歳クラッシックの最終戦菊花賞阪神競馬場で行われます。皐月賞馬もダービー馬も出走を見合し混戦が予想される一戦ですが予想をしてみたいと思います。

 

今年の菊花賞の個人的な印象としてはトライアルレ-スが本番の参考にならないのではないかという点です。最重要トライアルレ-スの神戸新聞杯は雨が降り極端な不良馬場になりましたし、もう一つのトライアルレ-スのセントライト記念も穴馬のアサマノイタズラが勝った上に勝ちタイムも評価出来るものではありません。

 

今年に限りますとトライアルレ-スが重馬場で本番が良馬場の場合トライアルレ-スを好走した馬が勝った事例はなく、重馬場の阪神大賞典を勝ったディープボンドが春の天皇賞を1番人気で2着した程度です。馬券内に食い込む可能性は残していますが勝つまでとなると確定的には言えないかと思います。前日17時終了時点の上位人気馬を見ますと神戸新聞杯の1・2着馬とセントライト記念出走馬に限られており現時点の上位人気馬から勝ち馬が出るかについては疑念を感じます。

 

そこで6番人気以下の馬を見ますと、牝馬のディヴァインラヴが続いております。この馬は前走の条件戦を好タイムで圧勝した後に追加登録料を支払い出走してきた馬です。牝馬菊花賞に挑戦すること自体珍しいですが、鞍上の福永騎手の進言で菊花賞出走を決めたことからも何らかの片鱗は見せたのかもしれません。この馬の調教師はクロノジェネシスの斎藤調教師でありただの記念受験的にGⅠに臨むとも思えません。現状のキャリアで6番人気の評価を得ているのは恐らく潜在的要素を評価している方が多いのではないかと思われます。74年振りの牝馬戴冠を期待してディヴァインラヴの単複を購入してみます

 

馬券 単勝複勝 11番

リーダーシップとマネジメントの両立は可能か

前回のブログではリーダーシップとマネージャーの違いについて書きました。両者には決定的な違いがあり求められる能力が異なります。リーダーシップは主に「変化に対応する能力」であるのに、対してマネジメントは複雑な状況に対応する能力なのです。

 

ではキャリアの中で高いポジションを求める人はこの両方の能力を伸ばす必要があるのでしょうか?私が学んでいる経営者の方の意見によると

 

リーダーシップとマネージャー両方の能力をバランス良く身に着けようとするのは理想だが、理想論に留まる可能性が高い

 

とのことです。概ね人はリーダーシップとマネージャー能力のどちらかが長けているのが普通であり、短所である能力を伸ばしたとことで人並みにしかなりません。そうであるなら自分は片方の能力が不足していることを理解しつつ、自分の得意としない能力を得意とする人にその領域を任せる方が効率的かもしれません。

 

ただ必要なのは特に経営をする上においては両方の能力が必要な点を意識することで、自分の得意とする領域の一本足打法だけをやっていてはいずれ行き詰ることになりかねない危険性があることを理解しておくことです。転ばぬ先の杖の格言ではありませんが、ご自身がどちらの能力がより優れているか考えられてはいかがでしょうか?詳しくはこちらの動画を参照ください

 


www.youtube.com