価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

大きな石

最近本屋に行きますと、「七つの習慣」がまた復刻盤として並んでいるようです。出版されたのはもう15年前近くですのでかなりのロングセラ-になり、中田も読んだことがあります。ただ七つの習慣絡みで一番印象に残っているのは、特典DVDについていた「大きな石」の実験です。

著者であるスティ-ヴ・コ-ヴィ氏がとある講演会で、壇上に大小様々な大きさの石と入れ物を用意しています。
壇上に参加者を読んで壇上にある全ての石はこの入れ物に入るので試しに入れてみてくださいというのです。ただ、最初にコ-ヴィ氏が小さな石を入れてしまったので石の量は結構多く、それだけで容器の三分の二が埋まってしまい、とても入れ物にすべて収まるとは思えません。

案の上壇上に上がった出席者は石をすべて入れ物に収めることができなかったのです。そこで著者であるコ-ヴィ氏の出番となりました。彼は壇上にある一番大きな石を取り上げると容器に収めました。続いて二番目に大きな石を取り出し、一番大きな石と容器の隙間に収めるとそれがジャストフィットで入ったのです。続いて3番目の石を2番目の石と容器の隙間に入れ次々収めていったのです。

最後にたくさんの小石が残りました。コ-ヴィ氏が小石の容器を持ち上げると、小石を容器の中に入れました。溢れると思った小石でしたが、大きな石同士の間に意外な程隙間が残っており、小石はすべてその隙間に収まる形で、容器の中に全ての石を入れることに成功したのです。

それが終わるとコ-ヴィ氏は次に、この容器が24時間という限られたあなたの時間、石があなたのスケジュ-ルだとしたらどうでしょう。容器にはまず「大きな石」から入れなくてはいけないのです。小さな石は大きな石の隙間に収まるものなのです。

ところで実際のあなたのスケジュ-ル管理はどうですか?日々のどうでもよい仕事のような小さな石を先に容器に入れて、家族との時間や自分の健康管理といった大きな石を後回しにしていませんか?まずは大きな石から容器に入れないといけないのです。

スケジュ-ル管理と言いますと、数ある予定から優先度の高い順に処理をすることをイメ-ジしがちですが、「7つの習慣のスケジュ-ル管理は違っていました。大事な予定をまずはスケジュ-ルに入れることがスケジュ-ル管理であり、日々の小さな仕事はその後に決める。今でも中田が大事にしているスケジュ-ル管理の要諦の話ではないかと思います。

途中までの映像はこちらにありました