価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

マンション投資が危険だと思う理由

先日妻からこんな話を聞きました。

 

妻がとあるカフェで昼食を取っていますと隣の席に若い二人組の女性が座ったそうです。妻が食事が終わった後その二人の会話が結構声が大きかったので聞こえたとのことですが、何の話しているかいいますととマンション投資に関する話だったそうです。二人共妻より明らかに若く30代、もしかすると20代のOLのような雰囲気だっので、そんな若い人たちでもそんな話をすることに驚いたというのが妻の話でした。

 

サラリ-マンがマンションのオ-ナ-になるマンション投資が最近人気ですが、中田はその話を聞いて以下の2つの話を思い出しました


①アメリカの大統領の経済アドバイザーであったバ-ナ-ド・バルクは靴磨きの少年が自分のことを知らずに株に投資をした方がよいとの話を勧められ翌日に手持ちの株式を全て売却。お陰で翌年に起こった世界恐慌に寄る株価大暴落を避けることが出来た

 

②昔証券会社に勤務していた某有名投資家は、社員旅行の行きのバスの中の話題が株の儲け話であり、しかもその話に入社間もない女子社員も加わっている様子を見て異常さを感じ、サ-ビスエリアの休憩中に証券会社の担当者に電話して持ち株を全て処分するように命じた。まさに翌週ブラックマンデーの大暴落が発生して難を逃れることが出来た

 

実際に中田がその二人の女性を見たわけではないので失礼な話かもしれませんが、昼休みのランチの席で投資の話をする方が投資の経験がある方には思えません。そんな方にまでマンション投資の話が話題に上がるのは前述述べた2例に近い事態なのではないかと思います。

 

投資で勝つには適切な投資対象を割安で買うことは必要だと思います。割安で買えるというのは多くの人が価値を認めていない状況で価値を認める少数派の考えをしている必要があります。逆に言いますと多くの人が価値を認識している状態は、投資対象に価値が認められ既に割高になっている可能性は高いといえます。

 

一般に女性の方は投資に慎重な方が多い傾向にあります。その慎重な女性が価値を認めるのはそれを裏付ける事例(儲け話)が多くあるともいえ、明らかに価値を認められている状態になるといえます。

 

特に投資期間が長期に及び処理にも時間のかかる不動産投資での失敗は人生プランそのものの失敗になりかねません。不動産のつもりが「負動産」になる可能性が低くなく

 

「現状でのマンション投資は危険!」

 

そのように中田には思えました。