今週の市場の振り返り(2017年04月16日)
市場の動きを見る限りドル円の円高と日経平均の下落は今週も続いたままです。とはいえこのままで毎週同じことを続いて書きかねないので下値の目途がどこであるのかを考えてみました。
日経平均で下値を探す際に分かりやすいのは以前の下値を探すことでずが、現在の水準から更に下値と考えますとトランプ相場が始まる水準に逆戻りとなります。
トランプ当選際の反落で17000円を一瞬下回ったのが所謂トランプ相場の開始となりますのでそのあたりといえるでしょう。
同じことは為替にも言える話で今の水準より下値の目途は株価と同じく10月末につけた103円となります。
単純にいいますとトランプ大統領当選による期待感により株価が上昇していたのであれば、期待感が薄まってきた現状では株価水準も当選前に逆戻りすると妥当とも言えるでしょう。
まあ、17000円の振り出しに戻のは行き過ぎとしても、さしたる株価のサポ-トがない状況では17000円台前半までは下落しても何の不思議ではありません。今の株価水準からしますと日経平均で1000円以上下落の余地があるとのことですのでまだまだ油断は出来ないとのことになるでしょう。
強気論は控え「待つのも相場」の格言に従うことが今必要なのではないかと思えます。