日経新聞を見て気になったこと
日経平均株価が400円近く上昇した11月7日の日経新聞を見てきになることがありました。
1. 日経平均の1面に株価グラフが登場
前日に日経平均株価がバブル崩壊後の高値を超えましたので、日経平均は25年振り10ヶ月振りの水準に回復との基にグラフが掲載されていました。
これを見て中田は以前も日経の一面に株価のグラフが掲載された時期があったなと思ったので確認してみましたら、ありました。
日経平均が2万円を突破した2015年5月23日の一面に似たようなグラフが掲載されており、市場構造は大きく変わりつつあるとのタイトルがついていました。
2015年5月以降の日経平均がどうなったかと申しますと、同年6月に最高値をつけた後に、同年8月の中国不安で一気に下落した結果になっています
2. フィナンシャルアカデミーの全面広告が掲載
14面にお金の学校等を運営していフィナンシャルアカデミーの全面広告が掲載されていました。
中田も以前こちらの講座を受講していることもあるしっかりとした会社ではありますが、少なくとも中田にはこの企業が日経新聞に全面広告を出した記憶はありません。
以前マネ-誌に「株で1億円儲ける」のタイトルが2015年5月頃掲載された後に株価が下落したことを書きましたが、今回のような広告が大きく表示され後に似た展開が起きないかにも不安を覚えます。
7日の株価上昇により日経平均の全体のPERは15.34倍。この後の決算はまだ控えている企業はあるとはいえ、期待先行の時期はそろそろ終わっても不思議ではありません・・・