価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

廃棄食品に思う

先日テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」を見ていた時に、廃棄食品に関する特集が組まれていました。最近スーパー等でも「わけあり商品」として結構割安な商品が増えているなとの印象はあったのですか、食品業界には消費者に新しい商品を渡したいとの意向で独自のルールを定め、賞味期限前でも返品・廃棄してしまう事があるそうです。

それは勿体ないとの事で、廃棄食品を専門に扱うネット上のサイトが作られてビジネスを始めているとのことでした。伊藤忠食品が行っている「Ecoもったいない.com」です。

ビジネスの内容についてあまり語られる事がなかったので、すぐサイトを確認したのですが、法人主体の取引のようで個人を相手にしていないようです。これが個人が直接買える形になれば結構なビジネスになるのではと思いました。賞味期限を気にするか気にしないかは個人の感覚によるものが多く、その点を気にしない人でしたら、同一の商品が安値で買えるのは非常に魅力的だと思うからです。

不用品のビジネスは原価が安くなるのでビジネスとしての利幅は大きいと言いますので、食品に関しても賞味期限切れの不用品を素早く消費者に直送するシステムを作れば結構面白いかと思いますし、これから消費が縮む一方の日本でこの廃棄食品・商品に関する問題はどこかで真剣に取り組む必要があるなと思った次第です。