価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

感情的になる方が良い場合

中田は以前のブログでも書きましたが、ビジネスでもプライベートでも極力感情的にならないように努めています。特に怒りの感情にが襲われた時に何の考えもなしに事を起こしますと、後悔する事が多いので感情的にならないようにしているのですが、先日あるテレビ番組をみてこんな時には感情的になった方がいいのだなと思う時がありました。

それは、自分でも悪いと思っている悪習慣からの抜け出したいと思っている時です

その番組は、女性がダイエットに成功した時の話をエピソードを流していたのですが、そのダイェットのレベルが桁外れで20キロとか30キロのダイエットに成功した例でした。

その人達がダイェットを始めようと思ったきっかけになったのが、実は他人からの中傷だったのです。一人は実の父親からの悪口、もう一人は職場の嫌いな同僚から太っていると直言された事がきっかけだったそうです。

両名とも「お前に言われたくない」「見返してやる」との怒りの気持ちがきっかけになり、その後もモチベーションを保つ事が出来てダイエット成功にまで繋がったとのことでした。

ダイエットを始める前は、太っている人の例外に洩れず運動不足や食べ過ぎのような悪習慣を持っていたのですが、怒りの感情が習慣を変えるきっかけになったのです。

ダイエットとは違うのですが、中田にも似たような経験がありました。独身の頃中田はあるゲームにはまっていた時期があり、休みの日は家から一歩も出ずにゲームをし続ける生活をしていた頃がありました。そんな生活を2カ月近くも続けていた頃、さすがに体のあちこちにガタがきていましたので、そろそろやめないとまずいと思ったのですが、なかなか止める事が出来ませんでした。

その頃にたまたま飲み会があった際に、休日何をしているかとの話になったのですが、中田は最近はゲームに嵌っている旨を素直に話したところ後輩の一人から「30になっても中田さん休みの日をゲームで潰しているんですか?」と馬鹿にされたような表情で言われたのです。

中田は正直その後輩が嫌いでしたので、かなり「カチン」ときてしまい、「あいつに馬鹿にされるくらいならゲームを止めてやる」と思い、その日のうちにゲームソフトを捨ててしまったのです。

その次の週末にゲームをしようとした際は、ゲ―ムソフトを捨ててしまった事を一瞬後悔したのですが、例の後輩に馬鹿にされる位なら他の時間の使い方を考えようと思いなおし、その後はテレビゲームに嵌るような生活はしなくなりました。

今思い返しても、あのままゲームに嵌ってしまい費やされたと思われる時間を考えると、一瞬惜しい思いはしましたがゲームソフトを捨ててしまってよかったと思います。

普段の生活では「怒り」のような感情は極力持たない方がいいと思いますが、自分でも悪いと思っている悪習慣を抜けしたい時は怒りの感情を利用するのは手のひとつだと思います。人間は習慣の動物と言いますし、悪い習慣から抜け出すのは結構なエネルギーが必要なものですので・・・