価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

理念>目標>戦略

先日のブログで、企業の戦略がまずい要因は戦略を決める上で必要となる目標がまずい点、更に目標が悪いのは目標を決定する上で重要な理念が間違っているもしくはないからだと言う事を書きました。

戦略・目標・理念を重要度の順に並べますと中田は

理念>目標>戦略 であると思うのです。

ただこの事は企業戦略にだけの問題ではなく、個々人の人生においても同様の事が言えるのでないかと思います。例えば中田のこれまでの人生で言いますと、これまでは「年収1000万円」を取る事を目標としてきました。

若い頃は当たり前ですが、お金がなくて色々不満を抱えていた部分がありましたので、取り敢えず年収が1000万円くらいあれば不満はなくなるだろうと思ったのが目標でした。

ただこの目標が決まりますと、これを達成する為の戦略は実はひとつだげでなく無限にあります。サラリーマンで年収を積み上げる手もありますし、投資活動で多くの収益を上げる手もあります。副業で稼ぐ手もあれば、しっかりとした結婚相手を見つけて達成する人もいます。

要は目標を定めれば、達成する為の戦略は無数にあり、様々な戦略の中で、自分に向いているは何なのか、併せて自分の今いる環境で可能なのはどの戦略化を見定めるのが肝要かと思います。

中田の場合は色々な戦略を試したり、考えた結果最初にいた会社でキャリアを重ね昇進していく事が、最もリスクが低く目標に達成できる方法でないかと考えた結果今があるのです。ここで選択する戦略は人それぞれであり、自分には合っていない戦略でうまく行く人もいれば、自分の取った戦略が通用しない環境にいる方もいますので、ここでの是非はつけずらいのではないかと思います。

ただここで考えなくてはいけないのは、仮に年収1000万円の目標を到達したとしても、それが自分の望まない手法であったり、何か大きな犠牲を払うものであったりする場合だと思います。また目標は達成したけどこんなものかと思うようなケースもそれに該当するかもしれません。

そうなると目標そのもの変更する事が必要となるのですが、その時に大事なのは個々人が考える「人生の理念」つまりどういう生き方をしたいかだと思います。
出世して世間的な名声を求める生き方を希望する人もいるでしょうし、世間を嫌い自由を求めるのが生き方の人もいます。目標を決める際にも、その人の人生の理念に沿って決まれば目標を決める際にもブレがないのではないかと思います。

偉そうなことを書いてはいますが、中田自身もそれ程これまでは人生の理念といったものを考えずに生きていた事がありました。目標がしっかりしていれば戦略もしっかりする、理念がしっかりすれば目標がぶれない。その3つをしっかり定め、人生の方向性がぶれないように生きることこそ今後の中田の課題です。