嫁の携帯
先日嫁と近所の携帯ショップに行ってきました。嫁の溜めたポイントがそろそろ期限を迎えるので、新しい機種にでも買い変える事を検討してみようと思ったのです。
中田は去年まで携帯電話派だったのですが、昨年の春に携帯の一部が壊れていたこともあり、スマートフォンに切り替えました。あの時は店のスペースの半分くらいがスマートフォンの置き場であったのですが、今や大半がスマートフォンのスペースになり、携帯電話のスペースはごくわずかでした。
嫁は中田と違い外出先でネットやパソコンメールを見るような気持ちはありません。友人との連絡ももっぱら携帯メールを使用しているので、正直スマートフォンでなく、携帯電話を新しく買い変えたいと考えていたのですが、携帯は店に置いてある種類も少ない上に、スマートフォンにあるような割引がほとんど設けられていないので、結構値段も高いのです。
結局今使っている携帯が別に使えなくなっている分けでないし、スマートフォンに買い替えても嫁に使い道はないとの結論になり、今の携帯をそのまま使う事になりました。
ちなみに嫁が今の携帯を買ったのは8年前だそうで、たまに人からまだそのモデルの携帯使っているのかと驚かれる事があるそうなのですが、嫁的には別に壊れていないので大丈夫と全く気にしていないようです。
最近はどこの携帯会社もスマートフォンをお勧めしていきます。スマートフォンは中田は便利な商品だと思いますが、ウチの嫁のような使い方をする人間にとってはかえって機能を使いこなせない可能性が高いと思います。
勿論各企業にはそれなりの戦略があってスマートフォンを勧めているのでしょうが、スマートフォンと携帯電話の所有している人の割合がまだ半々である現状なのに、売り場全体の7割~8割がスマートフォン置き場になっている現状は顧客の意向を反映しているというよりかは、企業の意向を尊重しているようにしか思えません。
先日もマイクロソフト社がパソコンのOSであるWindowsXPのサポートを1年後に中止すると発表がありました。中田の会社のパソコンもまだWindowsXPを使用していますので、各企業にも混乱は起こると思います。
近江商人が信条とした「買い手よし」「売り手よし」と行った経営理念を最近の企業にも少し思い出してもらいたいなと思った中田でありました。