価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

人生で戻りたい時はいつか

たまたま見ていたテレビで、50代以上の人に人生のいつの時期に戻りたいかとの質問するコーナーがありました。回答を見ますと20代~30代の時期に戻りたいという回答が上位を占めていました。ただこの回答に中田は違和感を感じざるを得ませんでした
中田自身はまだ41歳ですが、人生のどこかの時期に生まれ替りたいかと聞かれますと

「別にないからです」

別に中田の人生が順調に進んだはそれ程思いません。大学受験の時は浪人もしましたし、浪人の時も第一志望に落ちました。大学時代は阪神大震災にも出くわしましたし、留年もしました。

社会人になっても上司とのそりが合わず冷や飯を食わされた時期もありました。今とて職場での人間関係に問題がないとは言えない状況です。

それでもあの時期に戻りたいと考えないのは、ひとつは戻って別の選択肢を選んだら選んだでまた別の問題が生じる事は間違いないことと、もうひとつはどれだけあの時期に戻りたいと考えた所で戻れるわけないのですから考えるだけ無駄だと思うからです。

勿論50代以上の方ですから、今の中田以上に健康面で問題を抱えている方も多いので体の動いた若い頃に戻りたいと思う気持ちが多いのかもしれませんが、中田と同じような特に戻りたいと思わないよとの回答が多くなかった事に違和感を覚えたのかもしれません。

ああすればよかった、こうすればよかったと後悔するのは人間である以上仕方のない事ですが、古くから「こぼれたミルクを悔やんでも無駄だとの」諺もあります。デールカーネギーも上記の諺の考えを人生で用いるなら、人生の悩み事の多くは解決すると明言しています。

起こった事をどうする事も出来ないのは誰も同じです。ですから、テレビの番組にしても人生のいつの時期に戻りたいとかといった非生産的なインタビューを行うのは避けた方がいいのではないかと考えた中田でありました。