若い方は投票に行きましょうよ
アベノミクスで一応の成果を上げた自民党に対して、肝心の野党が分裂状態が続いている状態ですので普通に考えると呆れた状態です。どの党も政策に違いが見られない状態で、選挙に行く時間が勿体ないと考えるのも理解は出来ますが、40代の中田とはしては
「若い方こそ、今回の選挙は行くべきだと」考えています。
何故ならアベノミクスは基本的には資産のある富裕層優遇施策であり、日本の富裕層は圧倒的にお年寄りの方が多いので、このまま安部内閣に政権をまかしてしまうと、口では何と言おうとも結局は高齢者優遇の施策しかとらないと思えるからです。
今アベノミクスが基本的に成功しているのはお金をジャブジャブにする金融政策の面だけで、成長戦略が成功するかについては不透明です。(中田自身は以前のブログにも書きましたが9割方失敗に終わる戦略と考えていますが・・)
お金を増やした所で日本経済の先行きに慎重な見通しをしている銀行が日本の企業への貸し出しを簡単に増やす事はやはり起こらず、行き場を失くしたお金が株式や為替もしくは不動産といったものに流れた結果、株価や不動産が上昇しています。ただ先程申したように、日本においてこうした資産を持っているのは基本高齢者の方ですので、恩恵を受けるのは高齢の方の方が圧倒的に多数なのです。
一方でそうした資産を持たない若い方にとっては恩恵がない一方で、円安のデメリットである諸物価の高騰の影響だけを受けていますので、アベノミクスの効果がないと言うのも確かだと思います。
ただ、安部内閣のこうした施策を非難するのは簡単ですが、我々有権者にも責任はあります。日本の選挙投票率は相変わらず低いままですし、特に20代の若年層の方の投票率は高齢者の方に比較するとかなり低水準です。
確かに入れたい政党がいないという意見は分かりますが、そんなのは大人の世界ではよくあることです。推薦したい人間がいない状況で、自分の持っている一票をどう使うか考える事にこそ我々有権者が考えることだと思います。
特定政権に偏重するのを防ぐべく対抗勢力に投票する。敢えて白紙票を投票する。色々考えはありますし、これが正解という方法もないと思います。ただ我々国民納税の他様々な義務と引き換えに得た投票の権利をみすみす無駄にする事は、非常に勿体ない話しと思います。
投票に行かない人は政治家にとっては自分の給料たる納税はする一方で、自分の死活問題に関わる投票の権利は行わないのでから、ただのいいお客さまになってしまいます。そんな状況に本当に腹がたたないのか中田には不思議でなりません。
日本の現状に不満を持っている人、特に若い人ははとにかく今回の選挙には行くべきだと思います。誰に投票するかは行ってから決めてもかまいません。ま自分に与えられた武器を最大限に活用する事を考えず、自ら武器を放棄して、相手が情けをかけてくれると思うのは甘い考えでしかないと思います。自民党圧勝が予想されている現状ではありますが、中田個人としてはサプライズを期待してやみません。
追伸:来週月曜日(7/15)のブログは事情によりお休みさせていただきます