価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

サラリ-マンのメリット①

サラリ-マンのメリットと聞いて何を皆さん最初に思い浮かべるでしょうか?

まず思いつくのは経済面のことかもしれません。確かに、自営業者の方に比較すると一定の収入が定期的に入ってくるのはメリットです。ただ成果を出した人と成果を出さなかった人で収入に差がなかなか生じない面もあります。

経済面では歩合制のセ-ルスマンでもない限り成果がそのまま収入にダイレクトに反映されることはないでしょうし、逆に歩合制のサラリ-マンは先ほど述べた収入の安定性が欠けている面があります。

収入面で言うと、安定性と支払の多寡はトレ-ドオフの関係にあり、安定した収入を求める人が多いからこそサラリ-マンのメリットとして収入面を上げる人が多いのではないかと思います。中田がサラリ-マンのメリットとして考えるのは、先ほど述べた収入の安定性とも一致する点もあるのですが、

「社会的信用」が高い点だと思います。

例えば住宅ロ-ン等で最もお金が借りやすいのは公務員です。その次に大企業の社員、中小企業の社員と続き自営業の方などはある程度実績を残している会社の経営でもしていない限りサラリ-マンよりお金は借りにくいそうです。

貸す側である銀行は、自営業の方はサラリ-マンより多くの収入を得る時もあるがそうでない時も多いことを統計的に理解しています。住宅ローン等はその場その場で収入があるかより、長期間に渡って安定的に返済できる収入があるかどうかを最も評価する見方になりますので、収入の多寡はともかく最も収入が安定している公務員の方が借り手としては最も安全と評価されるわけです。

中田の友人でも会社を辞めて独立したが、預貯金がある程度あるにも関わらずクレジットカ-ドの審査で落とされたりした経験を話してくれたこともあります。また不動産を賃貸しようとした際に謎の理由で審査に落とされて拒否されたこともあるそうです。

ある程度の会社でサラリ-マンをしている人ならこうした経験をする事はあまりないと思います。それだけサラリ-マンは「社会的信用」という面では自営業者の方よりも余程恵まれているのです。

サラリ-マンには確かにデメリットもあります。冒頭で述べた収入面の話もありますし、組織にいると人間関係の問題はつきませんし、理不尽な事をされることもあります。

会社が嫌になるとデメリットの面ばかり行きがちになりますが、そんな時はメリットもないかもう少し考えてみてはどうでしょうか?一時の感情に囚われてプラス面を見落としてしまうような事は最もあってはいけない行為だと思いますのです。

もうひとつ考えるメリットは次回に書かせていただきます。