価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

集中豪雨から学ぶ

9月の最初の3連休の朝方東京が集中豪雨に襲われた時間帯がありました。特に神奈川県の海老名市周辺では1時間に72ミリとの記録的な豪雨を記録したのですが、丁度その時間帯中田夫婦は車で東名高速を通過していました。

その日は3連休の中日ですので、日帰りで帰れるところに車で出かけようと計画していたのですが、地元でレンタカ-を借りた時にはそれ程でもなかった雨が、東名高速に乗るころには相当強くなっていました。途中パ-キングエリアに止まって今日の外出は中止しようかとも考えたのですが、スマフォで天気予報を見ても地元に帰る道中も雨に祟られる可能性が高いし、むしろ西に向かった方が天気の回復する可能性が高いと思って直進しました。

ところが町田を過ぎ、海老名サ-ビスエリアを通過した付近で天候が急変、バケツをひっくり返したような大雨になり、100メ-トルどころか50メ-トル先も見えないような状態になりました。また隣を並走するバスやトラックの跳ねる水の量がこれも半端ではなく、横や後ろにつけると、視界が全く効かない状態になります。

それが嫌だからと言ってスピ-ドを上げますとハンドルを取られるような状態になりますし、かといって速度を遅くしすぎると後ろの車に追突されかねません。

出来れば近くのパ-キングエリアにでも逃げ込もうと思いましたが、次のパ-キングエリアは10キロ以上先です。結局中田が出来たのはスピ-ドを一定に保ったまま、真っ直ぐ進むことでした。多少視界が効かない状態でも真っ直ぐ走った方が事故にはつながらないと判断したのです。

しかし雨は一向にやまず、50キロの速度規制がなされている状態ですので10キロ先のパ-キングエリアに着くにも15分近くかかりました。その状態で15分運転し続けたのはさすがに精神的な消耗が激しかったのでパ-キングエリアで休むことにしました。

ただ外の雨は激しく車から出た瞬間にずぶ濡れになりそうな状態でしたので、車のシ-トのリクライ最大にして横になったところ本当に30分程寝てしまう程でした。

30分立って起きた後はさすがに体力が回復していました。雨はまだ強い状態でしたが20分も走れば雨雲を抜けることはスマフォで確認しましたので、前に進むことにしました。20分間雨に耐えた後は急に晴れ、目的地である静岡に着いた頃には夏日を思わせるようなよい天気になっていました。

今回のドライブで分かった事は、集中豪雨のような滅多にないひどい状況で運転をするときは、定速で前をじっくり進むことが一番安全なことと、疲れた時は素直に休むことです。悪コンディションでの運転は、想像以上に精神を消耗させているものです。先を急がずに休養を取り体力・精神力を消耗させないことは、事故防止にもつながりますし最も大切なことのように思われた今回の経験でした。