- 私自身もそうですが多くのサラリ-マンは自分のプレゼン力を上がれば、もっと仕事がうまくいくのではないかと考えている筈です。その悩みに対してプレゼンのプロである筆者の手法や考え方を紹介するのがこの本の内容です。
- 内容は大きく分けて、資料作成の段階で心がけるべきことと、プレゼンの場で心がけるべきことに分かれていましたが、前者の仕事の割合が大きい私には、資料作成の段階で心がけるべきことに役立つ内容が多かったです。
- 私が印象に残ったのは以下の3点です
- ①通るプレゼンを作成したのであれば、いきなりパソコンを立ち上げない
- ②資料のスト-リ-を小出しで考えない。伝えたいと思うことは一度全て紙に書きだす。
- ③その上で伝えたいことを3点以下に絞り込む。主張を絞り込まないと相手に伝わらない
- これを見て「そんなこと当たり前じゃないか」と思われる方は問題ないのですが、私を含めた多くのサラリ-マンでこの3点を全て守っていると断言できる方はそれ程多くないと思われます。
- 私もこれまで雑誌や本でプレゼンテクニックのようなものは見たことはありますが、プレゼン資料の作成やプレゼンをする際の心構えやどんな考え方で臨んでいるかの水準にまで落とし込んで書かれた本にはお目にかかったことはありませんでした。
- 恐らくこの本を読んで書かれている内容が当たり前と思える方はそもそもプレゼン力の高い方でしょう。プレゼン力を高めたいとの願望を持っている方にはこの本を買うことは決して悪い投資にはならないと思います。
- 私もプレゼンの際の至らない点や忘れていた点に色々気付かされましたので、本書で学んだ内容を今後の仕事に生かしたいなと考えています。
資料作成から発表までたったの4STEPでこんなに通る! プレゼン (アスカビジネス)/明日香出版社
- ¥1,836
- Amazon.co.jp