プロの準備とは - 価値探究の道

中田が今学んでいるプレゼンセミナ－の講師の方はプロのア－ティストの方も指導されています。その方が言うにはプロとアマチュアには「準備」に対する姿勢に決定的な違いがあるそうです。それは、、

プロは本番でミスをすることが当たりあるとの前提で準備をするが、アマチュアはそうでないとのことです

その方が指導されている某ア－ティストがコンサ－トの本番でマイクが壊れたことがあったそうです。その際にそのままアカペラで一曲目歌いきってから、次の曲に移る際に何事もなかったようにマイクを交換して、一曲目がちゃんとお伝えできなかったことをお詫びし、再度一曲目を歌い直してそのトラブルに対応したそうです。

マイクから音が出なかったことにあわてて演奏を中止してしまうと事故になるが、不測の事態が起こった際にも何事もなかったように対処することがプロの姿勢とのことです。

そう考えますと仕事でのプレゼンの最中にもその手の事故はよく起こるものです。中田もかつてプレゼンの最中に不測の事態が起こった2つのケ－スを思い出しました。

ひとつめのプレゼンは主催する人からプロジェクタ－だけの説明でいいよと言われてまして、中田も指示の通りプロジェクタ－用のPowerPointを作成してプレゼンしていました。

ただプレゼンの途中で、急にプロジェクタ－が反応しなくなり画面が真っ白になってしまいました。パソコンに詳しい人にも見てもらったのですが原因は分からず、結果ホワイトポ－ドを使ってプレゼンはしましたが、中断中に場の雰囲気が変わって上に、時間も短縮せざる得なかったこともあり，主催者に対してプロジェクタ－の準備くらいちゃんとして欲しいと不満を感じたままプレゼンを終えました。

もう一例は、最近のプレゼンでこちらはプレゼンの途中でExcelを使うことにしていたのですが、何故か事前に主催者の人に渡していたExcelファイルから数式が消去されていたのです。一瞬修正を試みましたがすぐに無理と分かりました。

ただその際は配布資料のPowerPointにExcelの使用結果を掲載していたので、「今回はうまく動きませんでしたが、うまく動いたら資料のような結果が表示される」と話をし、プレゼン自体も時間内に滞り無く終わることが出来ました。

プレゼンの最中にプロジェクタ－が壊れる、パソコンが動かなくなることを体験された方は少なくないと思います。そのよくあるトラブルに対して起こったことを不幸と捉えて他人を責めるか、何事もなく済ませれるように準備をしている人の比較は明らかに後者の方がスマ－トだと思います。中田も仕事をするにあたってはアマチュアにはではなく、プロの準備を今後は続け

るようにしたいと思いますし、皆さんにもそうされるようお勧めします。