価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

【今週の重賞展望】

今週末のは秋のGⅠ第二戦の秋華賞が行われます。土曜日の重賞も古馬牝馬の一線級が揃う府中牝馬ステ-クスであり見応えはありそうです。

 

秋華賞

 

先月の先週の結果分析でも申しましたが秋華賞トライアルの一連の重賞のタイムランク的な評価はクイ-ンステ-クス=ロ-ズステ-クス>紫苑ステ-クスです。

 

紫苑ステ-クスの勝ち馬ディアドラはルメ-ルが騎乗することで人気を集めそうですが勝ち切るのは難しいと思います。

 

構図的にはクイ-ンステ-クスの勝ち馬アエロリットとロ-ズステ-クス組でよいかと思いますが気にかかるのロ-ズステ-クスで5着以下に敗れた馬は本番では勝ちどころか2着に入るのも難しい結果となっています。

 

これは6着のファンディ-ナや9着の桜花賞馬レ-ヌミノルにはありがたくない傾向と言えるでしょう。

 

ただ気になるのは週末の馬場状態ですがこれは現段階で予想のつけようがありません。人気の一角アエロリットは桜花賞では本来の先行力が影を潜め追い込みの競馬となった点からも重馬場は歓迎材料ではないでしょう。

 

となるの馬券的に注目はロ-ズステ-クス上位入線組であまり評価の上がらない馬でしょう。個人的には勝ち馬ラピットランの評価が上がらない展開を期待したいのですが、今週末はそうした馬に注目したいと思います。

 

【府中牝馬ステ-クス】

 

ドバイでGⅠを制したヴィブロスの復帰戦になります。にしてもここのところ日本の重賞はすぐ有力馬にルメ-ルやデム-ロが騎乗する傾向がありますね・・

 

出走馬にはGⅠ馬3頭(地方競馬を含めると4頭)と結構な豪華メンバ-ではありますが注目したいのは夏に1600万条件を勝った組です。

 

府中牝馬ステ-クスの過去の歴史を見ましても、格下と思われた馬が夏場使われた強みを生かして実績馬を凌駕するケ-スが見られます。

今年のメンパ-では前走1600万条件を勝った馬が6頭も登録されていますのでどれか1頭位は勝ち負けになるかと思います。

 

個人的には札幌の開幕戦を力強い末脚で差し切ったハッピーユニバンスを注目したいと思います。

 

追伸:

冒頭の話にも被りますが、このレ-スにはヴィクトリアマイルをルメ-ルとのコンビで制したアドマイヤリ-ドが出走するのですが、ルメ-ルはヴィブロスに騎乗し、アドマイヤリ-ドには戸崎騎手が騎乗するようです。

 

同一人馬でレ-スを出続けることは馬の癖や特性を掴むのに有力とは思うのですが、現在の競馬では人馬一体という言葉が虚しくなる程一過的に有力馬が一握りの騎手に集まる傾向が見られます。

 

競馬は馬が主役ではありますが、乗り手である騎手を全く育てる気風のない競馬界の将来には不安を感じざるを得ません