先週の重賞結果分析
TV「先週の結果分析」で先週の重賞のタイムランクが発表されました
菊花賞 キセキ 計測不能(不良馬場)
富士ステ-クス、菊花賞共に近年まれに見る不良馬場で行われたレ-スですので、次のレ-スが良馬場で行われる限り無視して構わないと思います。
逆に両レ-スの表面的な着順だけで人気をするようなら良馬場のレ-スは馬券対象から外すくらいの度胸があってもよいと思います。
さて今週は天皇賞が行われますが過去のデ-タを見て思った天皇賞勝ち馬の傾向では思える要素を上げたいと思います。
1. 乗り替わりの騎手が勝ちやすい
先週の菊花賞とは全く違う傾向ですが天皇賞秋は乗り替わりの騎手が勝つ傾向があります。過去10年中7年で前走から騎手が変わった馬が勝利を収めています。
乗り替わりの理由はたまたま騎手が怪我をしたり騎乗停止中であったり様々ですがここまで極端な傾向があるようですと前走から騎手が替わる馬にこそ注目したいです。
逆に乗り替わらずに勝った3頭の馬は共にステップレ-スに毎日王冠を選んでおり、毎日王冠での成績は1着~3着と好走しています。
今年の2・3着馬は乗り替わりがないようですのでこの点は注目に値します
2. 昨年の好走馬が再度馬券になりやすいが着順は上がらない
東京2000mという特殊な舞台で行われる為か昨年3着以内に入った馬が再度馬券になるケ-スがかなりみられます。直近10年でいいますと
(ア) 2016年 2015年2着ステファノス⇒3着
(イ) 2015年 2014年3着イスラボニータ⇒3着
(ウ) 2014年 2013年2着ジェンティルドンナ⇒2着
(エ) 2013年 2012年1着エイシンフラッシュ⇒3着
(オ) 2012年 2011年上位馬この年は全滅
(カ) 2011年 2010年2着馬ペル-サ⇒3着
(キ) 2010年 2009年上位馬不出走
(ク) 2009年 2008年1着ウオッカ⇒3着
(ケ) 2008年 2007年3着カンパニー出走も4着
(コ) 2007年 2006年3着馬アドマイヤムーン⇒5着
直近4年は連続で該当し、該当馬が出走した9年中6年は該当していますので無視はできない傾向と思いますが、前年より着順を上げられない傾向が見られます。
毎日王冠の勝ち馬リアルスティ-ルは乗り替わる点はプラスですが昨年より着順を上げて勝ち馬になるには少し厳しく、良くて2着~3着に留まるかもしれません。
とはいえ今週は馬場状態に恵まれるかと思いきや日曜日の関東地方の天気予報は雨予想になっています。
サトノクラウンを別にしますと有力馬は重馬場を得意としない馬が多いだけに、また週末の馬場状態に一喜一憂しそうです・・・