価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

自信を持つ事①

人間関係を構築する際には、相手の自尊心を傷つけないように心掛けないといけないと申しました。人間関係を構築する第一段階として、相手と仲良くなる際にはそうした心掛けは必要ですが、何でもかんでも相手の自尊心を配慮していては自分の言いたい事もいえなくなってしまいます。

ある程度相手との人間関係を構築した後は、自分はこう考えるとの意見をしっかり表明する必要があります。その為には自分自身に自信を持つ必要があります。

ただ人間は自分に自信を持っている人は一般に少なく、自分に自信を持てないと言う人は結構多いのではないでしょうか。今日は中田が思う、自分に自信をつける二つの方法のうちひとつを今日はお伝えしたいと思います。

それは

「どんなに小さい事でもいいから、自分のすると決めた事をすること」

です。

ここで注意していただきたいのは、最初から大それた目標を持つのではなく、最初にやると決めた事はこの程度でいいのかという程度の小さな目標で構わないと中田は考えています。

ダイエットを例としてあげますと、1日2500㌔カロリーを取っていた人が1日1800㌔カロリーに抑える必要が生じた時は、いきなり摂取カロリーを700カロリー減らすのではなく、まずは缶ジュース1本、もしくはおやつを一つ買うのをやめる程度の小さいことから始めた方がよいということです。

ダイエットの際によくおこりがちなのが、3日もしくは1週間程度の食事制限は出来るのですが、接待や飲み会等がきっかけになって1日摂取カロリーが守れなくなることが当然起こります。

そんな時に自分の決められた事を守れなかったことに対して、自信を持てなくなってしまい、張りつめた糸が切れ元の食生活に戻ってしまうケースです。

そもそも人間の脳は環境の急激な変化に激しく抵抗する傾向があります。急に激しいダイエットをやると決めても、脳は中長期的に見て体にとっていいといった判断はせずに、いまのままの生活でもやっていけたのに無理することないではないかと、激しく抵抗します。

ある程度意志の力でコントロール出来たとしても、先程のような守れなかったきっかけがあると脳は「ほらおまえは約束を守りなかったじゃないか。そんな無理しないで、今まで通りやっていこうよ」と激しい攻撃を加えてきます。この脳の攻撃に対して、自信を崩さずにいられる人間はそう多くはありません。

逆にそんな程度でいいのと言った小さな変化には、脳は抵抗を示しません。もっとも小さな変化であっても、継続していけばその積み重ねは馬鹿にならないものになります。先程のダイェットの例でも、1週間にひとつずつ間食を抜いていけば2ヶ月後くらいには結構なレベルに達している筈です。

自分を変化させたいと願う時に、取るべき方法がまずいと自分自身の脳がは最も困った敵になります。そうはいいましても、自分の脳を他の人ものに置き換えることは出来ません。

人間にありがちな、早急に成果を求める傾向を抑えて脳みそとうまく付き合う事が、引いては自分はやれると決めた事を出来る人間だとの認識を生み、それが自分への自信につながっていくのです。

自信を高めるもうひとつの方法は次回書かせていただきます。