恵まれた点を数える
生活してますと、ついていないと思う事に出くわすこともあります。どうして自分がこんな目にあわなくてはいけないのかと嘆きたくなる時もあるかと思います。この状態が長く続きますと精神的によくありませんし、ひどい場合は自己憐憫という最もやっかいな状況の一つに落ち込みます。
中田の場合はある本を読みまして、自分の状況が最悪にある時は以下の手法が最も効果的ではないかと思っています。それは
自分が恵まれている点を数えるということです
自分の手元に今あるものでこれがあってよかったという点に目を向けるべきなのです。中田の個人的な例で恐縮ですが、中田は16年前に阪神大震災を経験した事があります。地震の結果家の中は滅茶苦茶になりましたし、ライフラインも寸断されました。
普通に考えれば相当な苦境であったとは思いますが、中田の母が「まずは家族全員が無事であってよかった」、「家の壁にヒビは入ったが家が壊れずに済んでよかった」と口にしたことで、妙に気分が明るくなった記憶がありました。
昨今の日本を振り返りますと、経済情勢はよくないですし中国・韓国を含めた周辺諸国との外交問題も最近は没発しています。政治にも全く期待出来る状態でもありませんし、こう考えれば日本を取り巻く環境は過去最悪に近いかもしれません。
ただ一方でテクノロジーは発達して、生活は確実にしやすくなっています。シリアのように毎日どこがで紛争が起こって命を奪われるわけでもありませんし、原発反対デモにしてもちゃんとデモとして行われ、どこかの国のようにデモと生じて略奪行為に走る人もいません。
日本にいる限りは余程の事がない限り、アフリカの諸国のように飢えで亡くなることはありません。こうした点に目を向けることが出来れば、日本という国に生を受けたことだけでも相当ラッキーと言えるかと思えます。
日本にいる限りは余程の事がない限り、アフリカの諸国のように飢えで亡くなることはありません。こうした点に目を向けることが出来れば、日本という国に生を受けたことだけでも相当ラッキーと言えるかと思えます。
人間誰しも気分が落ち込み気味になる時はあります。そんな時は往々にして悪い点に目が行きがちだと思いますが、今回申し上げた「恵まれている点」、「持っているモノ」に目を向けるようにしてみてはいかがでしょうか。きっと気分は変わってくると思います。