価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

研修に対する姿勢

先日部長から直接メールが届きました。社内でPowerPointの研修があるから受講してみてはとの内容でした。内容を確認しますと、概ねPowerPointの基礎的な講習ではあったのですが、部長から日頃PowerPointの作成の際に指摘をいただいている点もあるので、もっとうまく作って欲しいとの要望が裏にあるのだと思いましたので受講申し込みすることにしました。

その際に同じ部署の後輩であるS君に一緒に受講しないかとのメールを送付したのですが、彼からの返答は「内容は基礎的なもので、ほとんど知っている内容と思いますので、今回は辞退します」との内容でした。

正直彼のPowerPoint資料を見ている私はしては、「そんなことないだろ」と突っ込みを入れたくもなったのですが、本人に意志がないのに強制させるのもどうかと思いましたので、それ以上の追及はしませんでした。

ただ研修に対する姿勢が彼と私では違う点は良く分かりました。中田は自分が分かっていそうなテーマの研修であっても、何か知らない事を学べそうな感じを受けたら、研修やセミナーは受講する事にしています。

ましてや今回は社内研修で費用は会社持ち、リスクと云えば金曜の夜の時間を潰さなくてはいけない程度なので、受講する事のメリットの方が大きいと思いました。

逆に彼の方は、全く知らない事を学ぶのが研修と思っているようで、知っている事に磨きをかけるのも研修の一種だと思っていないようです。中田の部内には外部からのコンサルタントの人もいますが、その人達が作成する資料はさすがにコンサルタントをやっているだけのものがあると唸らされるものがあります。

そんな環境の中で、質の低いPowerPointを提出しても上司である部長が満足される事はないと思うのですが、その点に気付いて貰えないのは甚だ残念に思います。

以前も書きましたが、会社の中で成功した上司の方は自己啓発に時間を割いているものです。部長が私に推薦したきた理由も「自分が受講して満足出来る水準であったので・・・」とのコメントが書かれておられました。部長ともなれば、ご自身で資料を作成される機会は少ない筈なのに学ぼうとされる姿勢は、さすがだなと中田には思われました。研修に対するその姿勢は学ぶ事があるそう思った中田でした。