価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

あるOBからのお言葉

先日大学の部活のOB会の後の飲み会に参加しました。その際中田と同席したのがOB会の会長でした。会長は今年70歳、もと2部上場企業の役員をされていた方で、東欧など海外諸国にも在住された経験があります。

そんな会長が今の現役サラリーマン真っ只中の私に対して、ご自身のサラリーマン論を話されました。「中田さん、サラリーマンでうまくいくいかないは結局、どんな上司と出会うかに尽きると思うよ。ある面運に左右される事は否定できないけど、人との出会いは大切にしなくてはならないよ」

中田自身の15年のサラリーマン人生を振り返ってもまさにそうだと思います。今の地位に入れますのも、運のよかった面は否定出来ませんが、このブログにも何回か書かせていただいた部長との出会いがとても大きかったと思うからです。

その後も色々な話をしていただきましたが、最後に言われたのが「サラリーマンにとって上司は大切な人だけど、時には上司が間違った事を言ったり、不当な要求をしてくる事はあると思う。そういう時は自分の信念を曲げては駄目だ。やりにくい状況で難しいのは分かるが、そんな時こそ正論を通すのが大事だ。それが会社を守る道であり、正論が通せなかったの会社はオリンパスのようになってしまう・・・」

詳しくは聞きませんでしたが、その話しの前に後に社長となる人に若い頃に出会えた事が自分がサラリーマン人生でうまく言ったきっかけだとお話しされていたのですが、やはりその方の関係でも一筋縄ではいかない何かがあったのかもしれません。

ただ、政治にしろ企業にしろ今は正論が通す事が難しくなってきています。そんな時代だからこそ、ご自身の経験から「正論を通す事が会社を守る道だと」おっしゃった人生の先輩の言葉は、今後も企業社会に生きる中田にとっては肝に銘じておかなければならないと改めて思った次第です。