今週の重賞展望【JCBクラシック組を注目です】
くしくもオルフェーヴル騎乗した池添騎手がオークスのトールポピーで似たような、馬はセーフだけと騎手はアウトの制裁を受けています。来年度は審議の方法が例のファイナルフォーム事件があったにもかかわらず、より不透明な方向に進む事になりましたのではセーフだけど騎手はアウトの案件は増えていくかもしれませんね。ただJRAの審議の担当者も被害を受けた馬の騎手のアクションで判定を決めているようなジャッジは何とかならないものですかね?
今週は師走競馬突撃の幕を開けるジャパンカップダートです。
イジゲン(武蔵野ステークス)・・・タイムランクD
ワンダーアキュート(JCBダート)・・・タイムランク不明
本命の岩田騎手騎乗のローマンレジェンドが、岩田騎手の騎乗停止によりデムーロ騎手に乗り替りとなります。ここがこのレースの一番の取捨だと思いますが、私は買わない派です。デムーロ騎手の腕は認めますが、さすがにG1で1番人気になる馬がテン乗りなのは全く有利とは言えないと思います。しかもこの馬の前走のみやこステークスの勝ちタイムも平均的なものでしたので少なくとも、G1で本命を背負うべき成績ではまだないと判断します。
本命はワンダアキュートでよいかと思います。休養明けのG1勝ちは一皮剥けた印象を持ちます。また阪神コースも昨年のJCD2着をはじめとして5勝を挙げている大得意コースです。人気になりすぎると和田騎手に不安が残りまずが、未知数の連勝馬に賭けるくらいであればこの馬の実績を上位と考えます。
後JCBクラシック組では2着のシビルウォーにも注目です。ワンダーアキュートには大差をつけられましたが、いかに小回り川崎とはいえ前走の捲りはタイミングが早すぎで、よく2着に残れたものだと逆に感心します。
吉田騎手から乗り替って以降正直成績も安定してきました。トランセンドをはじめとして前に行く馬がやたらと多い今年のメンバーであれば、本来の後方待機策で脚を溜めて一気に上位を伺う可能性も高いかと思います。