価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

来年の見通し

今年も残すところあとわずかとなりました。既にお正月休みに入られた方もいらっしゃるかもしれません。中田の会社も今日までの営業です。一応真面目サラリーマンの中田ですので、今年のブログはこれで終了。年明けは1月4日から書かせていただきます。

さて今年は世界各国で首脳が変わる年でありもともと激動が予想されていましたが、最後の最後でわが日本でも政権交代の選挙がおこなわれ本当に激動の年になりました。

ただ激動が今年だけで終わるかと言いますとそうではないと思います。あくまでも今年は激動の始まりであって本当の激動の時代はこれからやってくるのではないかと思います。

その根拠はまず中国の動きです。経済面で目覚ましい発展を遂げてきた中国はその成長性故にこれまでは共産党政権が何をやっても見逃してきた傾向がありますが、経済成長が止まるとそうはいきません。中国も政権交代直後でまだ特に大きな動きを見せていませんが、国の経済成長を止めない為にもこれまで以上に、自国の権益を主張してくる可能性は高く、尖閣問題をはじめとした緊張要因はまだまだ残っています。

また我々日本にしても、政権は交代したものの根本的な問題は何も解決していません。特に財政は危機的状況を迎えています。ギリシャと違い日本は海外投資家でなく、日本国民が国債保有しているので心配ないとの意見は出ていますが、普通の会社や家計を考えても収入<支出、その差分を借金で埋めている状況が健全とはとても思えません。

来年も日本全体は厳しい状況になると思いますが、災害でも何でも事が起こって慌てるのは準備の出来ていない人です。あらかじめこういう事態が起こるかもと想定している人は事が起こっても冷静に対処出来るかと思います。備えをするしないは、その人の心掛け次第なのです。

今年の最後のブログにしては、暗い内容になったと思われるかもしれませんが「備えあれば憂いなしです」。中田はもしもの事に備えての準備をより重ねていく事を新年に向けて誓っていきたいと考えております。