価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

一発逆転はなかなかない

日本の中央競馬は1日で行うレースのうち一番大きなメインレースの後にほとんどの場合もう1レース行う構成になっています。一日の最後に行うレースですので文字通り最終レースと言われるのですが、出走する馬のレベルが低い割には売上は良く上がる傾向にあります。

所謂1日の最後のレースですので、負けている人が一発逆転を狙って無理な金額を掛けるので売り上げが増えると言われています。中田もまだ競馬場に入れ浸りになっていた頃は、メインレースで負けても最終レースで一発逆転を狙っていた頃もありましたが、今は止めています。何故なら

最後の最後での一発逆転はほとんど起こり得ないからです

勿論長年競馬をやっていますので、何回かは最終レースで万馬券を的中させ大逆転を成し遂げた事もありますが、確率的に言いますと極めて低いのです。

そもそも競馬ファンは一般にその日一番大きなレースであるメインレースの的中に一番のエネルギーを注ぎます。そのメインレースがめでたく的中となれば、最終レースに大金を注ぎ込むことはほとんどありません。
最終レースで一発狙いの状況とは、エネルギーを注いだ筈のメインレースで結果が出なかった事がほとんどであり、エネルギーを注いだメインレースが外れたのに、なおざりの予想で最終レースを戦ってもほとんど勝てる道理はないのです。

中田の場合も何回か万馬券を的中させたことがありましたが、トータルで言いますと最終レースの収支は負けだと思います。レースが終わった後に、何でこんな金額(普段の額から見ると多めの額)を注ぎ込んでしまったんだろうと後悔した場合もありました。

競馬でも何でも、投資(投機)活動にはリスクがつきものですが、今回書いたような負けを取り戻したいからと無理に行う活動はリスクの観点から見ると無駄なリスクで、傷口を広げてしまう可能性の方が高いと思います。負けた時は今日は負けと諦め、別の機会を伺う。リスクを高めない方法はこの事につきると思います。