お金があると全て解決?

先日たまたま部長と昼食をとる機会がありました。昼食の場で仕事の話をするのもなんですので、プライベートの話題を中心にした時に部長のお嬢さんの受験の話になりました。

部長のお嬢さんは推薦入学でとある私立大学に入学が決まったそうですが、理系の学部で、家から通勤すると2時間程度かかるとのことですので、下宿する事になったそうです。

私立の大学なので、学費や下宿費用の問題なので結構大変になるよと若干ボヤキ気味に話されていました。

当然部長ですから、スタッフの中田より給料は高い筈です。勿論中田と違いお子さんがいるとか、家を購入された等の事情もありますが、それでもお金に関する悩みはあるようなのです。

ブログの冒頭にも書きましたが、20代～30代になった頃の中田は経済的に成功を収める事が重要だと考えていました。入社直後の給料等はたかがしれたものでしたからからこそそう思ったのですが、入社した頃に比較で倍以上にはなっている今の給料を貰って実感するのは、収入が増えたら増えたで別の悩みが出でくるということです。

人によっては収入の額が足りないからまだ悩みが起こるとの考えもあるかと思いますが、先程書いた部長の例からしても増えるだけで悩みが起こらないかといいますとそうではないと感じます。人によっては収入の口が給与だけで安定しないからだとの意見もありますが、中田もかつて不動産収入だけで生活されている方がお客様としていたので分かりますが、そうした身分になったらなったで様々な悩みを抱えておられました。

勿論お金ないよりある事にこしたことがないと思いますが、お金がない事が諸悪の根源でお金さえあれば全てが解決すると極端に考えるのはどうかということです。収入の額等は上を見れば切りがないものですので、本来自分が望むべき収入の額がどの程度かを見極めるようにしなければ、際限がなくなると思います。

あのイギリスの首相のチャーチルも人生で生きていく為には３つのものが重要だといっています。「人生で生きるには３つのものが必要だ。「希望」と「勇気」と「サムマネー」だと。「マッチマネー」だと言っていない事が中田に印象に残っています。