価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

素直じゃないと損をする

春になり皆様の職場でも人事異動の時期を迎えていると思います。中田の部署でも人事異動が発令されました。今回の異動では1年前に中田の部署に異動した、H君が再度異動になりました。

彼の話は何度がブログ書いた事がありますが、正直今回の異動の結果を中田は仕方ないなと思いました。彼とは半年程一緒に仕事をしたことありますが、一番問題だと思ったのは「素直でない」ことでした。

部署が異動して直後の頃は、当然ですが仕事も慣れていない筈です。そこで仕事を教えようとするのですが、彼はなにかと決められたやり方を守らず、自分のオリジナルのやり方に拘る事があり、それがトラブルになるケースが何度もあったのです。

彼の理屈から言いますと、今のやり方が効率的でないので改善したとのことでした。確かに、会社のルーティーンワークはやり方を改めないで惰性で続いている点が多くあるのは確かです。

彼に最初にやってもらいたいと思った仕事も確かにそうした惰性で進めていた部分があった点は否めないのですが、改善するにしても既存の法をある程度マスターした後に行うべきではないかと思います。

彼の場合中途半端な理解の段階で、やり方を変えようとするものですから結果的に抜け漏れがあり結果的にトラブルが起こってしまったのです。そこで彼に現状のやり方に問題がある事は理解するが、まずは今の仕事のやりかたと覚えるように指示はしたのですが、他の仕事でも何度かトラブルを起こしていましたので、その点を改める事はなかったのかなと思います。

他にも部署でかなり大きいレベルのミスが発生した時にも、彼はミスの要因となった先輩に対して随分厳しい口調で話していた事もありました。中田は今回のミスは彼が悪いが、君だってミスを起こす事はあるのだからあまり彼の事を責めるなと話した事もあるのですが態度を改めることはなかったので、寛大さもあまり持っていなかったようです。

今回の彼の異動を聞いて中田は半年間とは言え一緒に仕事をした先輩としてうまく彼を指導できなかった点を力不足と反省する点はありますが、素直さが足りない人間を指導するにはしんどいなと思った次第です。

以前事業で成功した人が著書で、成功しない人間の最大の特徴は「素直でないこと」と断言されていました。「成功していない=自分の現状に満足していない立場にいる」理由は自分が知らない事があるかもしくは、自分のやり方が間違っているかの場合が多いのに、成功しない人間は、自分のこれまでのやり方に拘ったり、素直に指摘に従わない人が多いとのことでした。

逆に成功する人は、素直に成功者のアドバイスや手法を受け入れるとのことです。今回のH君の異動をみて、他人が指摘やアドバイスをしてくれるウチが花であり、人の指導は一度は素直に受け入れなくてはいけないなと感じた中田でありました。