価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

【天皇賞振り返り】ゴールドシップは力負けか?

天皇賞は本命トーセンラー、対抗フェノーメノと予想し直前でフェノーメノ単勝の勝負に切り替えましたので予想的には結果が出せました。

ゴールドシップ単勝1.3倍の人気程実力的に抜けていない。懸念があることはブログでも書いていましたが、本日のレースを見るにもともと体調が万全ではなかったように思えてなりません。

そう思ったのはゴールドシップの直前追いが芝コースでの追い切りになっていたからです。ゴールドシップは昨秋は坂路主体の調教メニューを組んでいましたが、今期初戦の阪神大賞典の直前追いはCWコースになっていました。

それで結果が出ましたので、今期はCW主体の調整で行うのかと思いきや、天皇賞は最終追い切りが芝コースの追い切りになっていたのです。

古馬オープンクラス迄出世したような馬は基本調教のパターンは大きく変わるものではありませんし、あまり変えないものです。何故ならG1に出る位に迄出世した馬は基本頭が良い馬なので、調教のパターンによってレースが近いかどうかを見極めている馬もいるくらいですので、調教のパターンを変えると馬自身が、精神的に準備が整っていない状態でレースを迎える事になりかねないからです。

勿論輸送があったり、天候不順でいつものコースが使用出来ない、成績不振の馬のカンフル剤として調教パターンを変えるのはよくある話ですが、今回のゴールドシップのように阪神大賞典と何らそのあたりが変わらない本番の天皇賞で、調教のパターンを変更した事は何らかの事情があった(体調不良等?)と考えられ、今回の敗戦は力負けではなかった気がします。

では結論今回の敗戦が宝塚記念に影響するかといいますと全く関係しないと思います。昨年の春天で大惨敗を喫したオルフェーヴルがあっさり宝塚で巻き返し果たしたように、最近は天皇賞春と宝塚記念にはほとんど関連性がなくなり初めています。

出走馬にもよりますが、オルフェーヴルジェンティルドンナが参加すれば最も気楽な3番人気以下の立場になれるでしょうし宝塚記念の巻き返しは多いにありえると思います。

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追伸:今年のGWは予定が入りましたので、NHKマイルカップを含め来週のブログ更新はお休みさせていただきますのでご了承ください。