価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

全体思考ができないと困る

家庭内の話題で恐縮ですが、先日の週末中田の家の中でかなり洗濯物がたまっていたことがありました。夏場で汗をかく量も多いので選択物が多くなるのは仕方のない面もあるのですが、ちょっと量が増えすぎましたのは確かです。
 
そこで洗濯することになったのですが、嫁が洗濯物を入れた後に私の洗濯を入れようとしたのですが、ちょっと量が多いように思いました。我が家の洗濯機は割と洗える量は多いのですが、如何せんマンションに干す場所が少ないので一度に洗濯しても干す場所に困ることになるのです。
 
私は大丈夫かなと思いつつも自分の洗濯物を入れました。洗濯機から終了の合図が流れ、嫁が自分の洗濯物を干した後今度は中田の番になったのですが、干すスペ-スを見ますとやはり場所が足りなかったのです。しかも、中田からしますとその日に洗わなくても困らないようなタオルを洗濯して、結構干すスペ-スを占領していたので困ったものです。
 
おそらく嫁としてはタオルも汗で汚れていたので洗濯すべきものと判断したのでしょうが、中田からしますと洗濯は洗えばすむものではなく、日光に当てて乾燥させるまで終わらないとちゃんと洗濯し終えたとはいえないものです。洗濯物を干す場所が限られている以上、たとえ洗濯機に入っても、今日洗濯しなくても影響が出ないようなものはするべきではないと思うのです。
 
中田が少しその件で文句を言いますと、どうせ夏場なのですぐ乾くから乾いたら残りの洗濯ものを干せばよいと言うのです。その状態になっては、それがベストの選択かと思いましたので従いましたが、折角選択したものを生乾きの状態で放置するのですからよいわけはありません。(中田自身は洗濯は日光にあててこそ完了と考えていますので)
 
中田の嫁は少し全体や終わった後の状態からものを見るのが苦手なのかもしれませんが、ビジネスにおいて全体から見る思考がないと致命傷になりかねません。
 
例えば営業において、売る行為は商品を買ってもらうだけでなく回収して初めて完了になります。営業マンの与えられた仕事は確かに売る事が中心ですが、売った代金をちゃんと相手から回収することも重要な仕事になります。

確かに会社においては、取引先に請求書を送付するのは、経理の人間の仕事かもしれませんが、回収は経理の仕事だから自分は関係ないと思うのは、売るという行為が代金の回収を終えてから初めて終了するものだと考えますと、とんでもない勘違いになりかねません。

大会社になればなるほど与えられる仕事は細分化されますが、何が自分の仕事の最終目的であるかという全体像はやはり理解しないといけないと思います。与えられた仕事をやることだけに熱心では、思わぬ抜け穴が出来かねませんからね・・・