価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

仕事のミスから学ぶ

先日仕事でミスをしてしまいました。不幸中の幸いでお客様へ迷惑をかけることはなかったのですが、5年振りに始末書を書いてしまう事態となりました。

ミスが発生したこと自体は中田の思いこみによるもので、その点は反省するしかありません。ただ、今後の同様のミス再発を防ぐ上で思いましたのは、中田を含めた担当者個人の思いこみによる間違いを他の人間がチェック出来ない点があったことも今の組織の問題点としてあげられるかと思いました。

今回のミスの要因は集計の前提となる条件を確かに紙面で担当者の方からいただいていたのですが、書かれた内容を中田が読み違えていて、結果的に意図とは違う集計をしていたのです。

中田の行っている集計作業はかなり専門的な知識がいる作業ですので、担当者の人や上司に中田の集計の間違いに気づけといいましてもそれは酷なのは確かです。

とはいえ、自分が専門外だからといって専門の人間がちゃんと作業をしてくれるのを祈るといった体制も組織としてはどうかと思いました。今回の件は中田の思い違いにより集計しなくてはいけない手順がまるまるひとつ抜けていたのがミスの要因でした。中田の集計手順が正しいかどうかは担当者の方に分からないにしても、中田がやっている作業には抜け漏れがないかのチェック程度は出来た筈です。

勿論チェック作業が増えますと、仕事の効率性は下がります。ただ今回のミス後処理に中田は都合3日以上かかり、上司である課長や部長が他部署の調整にかけた時間を考えますと、とんでもない時間をロスしたことになります。

中田はもともと仕事で失敗することは気にしない人間ですし、ミスを恐れて新しい事に挑戦しないのは間違いだと思っている人間ではありますが、ミスが発生したら一大事になる分野で確認やチェックにそれなりの時間を割かないのは間違いだと痛感しました。

今後リスク対策を考える際には、ミスが発生したらどの程度影響する事態なのか考え、リスクの大きい事象に対しては無駄なようでも充分なチェック体制を構築し、本当の意味で仕事の効率化が進むよう努めたいと思いました。