価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

『勝率9割の選択』

カジノから追い出されるような常勝ギャンブラ-という一風変わった経歴の人が書いた本です。ギャンブルの成果でも何よりも準備が大切とのコメントが印象的でした。

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・勝負の基本は「敵の視点から自分を捉える」
・「今のベストは何か?」を心がけて行動する
・常にメモを持ち歩く
やるべきことを思いついた時、新しいスケジュ-ルが入った際に躊躇なくメモする
良いアイデアを思い付いた場合はその場でメモを取る
・折角あなたの脳が考え出したあなたの勝因を無駄にするでない
・先読みして順序を決めるのでなく、その場その場のベストを選択するだけでいい
・選択に迷うときはベンジャミン・フランクリンのメリット・デメリット表を5点満点(場合によっては最大7点で)で作成して決める
・メリットとデメリットの差が6:4のような微妙な時に人は迷う
・勝負においては自分の実力を図ることが何よりも重要
・自分が最低でもこのくらいは勝てるの水準が3割なら、普通の運の状態なら5割は勝てる。運がよければ7割勝てる
・ここで自分の実力は7割だと考えると、3割・5割の時にスランプだと考えてしまう
・何をするにしてもこれは今の自分にとって必要かと考え、必要がなければ後ろ髪をひかれるかもしれないがあっさり捨てる
・1日の中で何回も「次の課題は?」「どう対応する?」を繰り返す
・きっちり改善を続けて自分をリニュ-アルしていくのはトヨタの「カイゼン」と同じ
・勝ちにいきたいなら常に向上し変化し続けなければならない
・「勝負」というものは勝ち負けを繰り返すのが常であり、だからこそ勝負たりうる
・「やるだけやった」という自負があれば、いざ勝負して結果が出なくても諦めがつくもの
・ギャンプルというものは必ず落ちる時がくる。そして落ち巾の最大値が想定内なのか想定外なのかで話が違ってくる
・勝ち続けることが出来なくなった時点で、もしかすると時代が変わったかもしれない。今までの勝ち方は通用しないかもしれないと考えること
・ポ-カ-の思考レベル
レベル1:自分のカ-ドだけ見ている
レベル2:相手が今どんなカ-ドを見ているか考える
レベル3:相手から見て自分がどう見えているか考える
・ポ-カ-の世界では大部分の人間がレベル1の段階で止まっている
・能力を高める時はパランスが重要
・直観に理論付出来たら従うがよし
・過去に経験則がない分野の直観は捨てた方がよい
・自分がそれまで勝ち越していない分野での直観は乗るべきではない
・負けていた場合は今までのやり方が正しくない
・常識の内にいる方が安全かもしれないが、出てくる結果も想定内のものが多い
・プロになるのはとても難しい。お金や時間を賭けていくのであれば、自分が好きな物事に賭けていくべきだ
・「マネ-ライン」を超える・・・その夢で「お金を稼げるようになった」
・「プロライン」を超える・・・その夢だけで必要な生活費を全て稼ぎ出せるようになる
・プロラインの水準を下げる為に支出を少なくすること
生活費を1/3にすることで夢への可能性が9倍になる
・運が読める人なんて世界中に一人もいない
・ギャンブルは確率と統計という手のひらの上で遊ばされている数学
・ト-タルで1ヶ月経ったときに集客出来ていればいい
・「運も実力のうち」は大間違い
・勝つのに必要な力が10であれば、自分の実力が9であれば運が1でも勝てる
・神の領域と言われる勝率9割でも10日カジノに行けば、1日は必ず負ける日がある
・実力を伸ばす事しか考えない。これがプロの戦い方であり勝負の鉄則だ。
・勝負に「絶対」はなく、どんなビジネスにも絶対はない

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