姿勢とプレゼン力
中田も仕事で人前で話す機会はたまにあります。以前話し方セミナ-に継続的に通ったこともありましたので、人よりは場数を踏んでいるとは思うのですが、やはり大勢の人の前で話すことは緊張するものでどうしても早口になってしまい、そのことがいい内容のことを話していても自信なさげに見られると上司から指摘されたこともありました。
それでも人前でそこそこのレベルで話すことは出来ますのでこの水準で満足しても良いかと思ったのですが、とある知り合いから、以前受講したプレゼンセミナ-を受ければ良いとの強力な推薦がありましたので、受講してみることにしました。
そのセミナ-の初回で学んだことは数多くあったのですが一番印象に残っていたのは、プレゼンをする際の姿勢の重要性でした。
プレゼンにとって姿勢とは商品のデザインのようなもので、姿勢がみすぼらしければいくら内容のよいことを話しても聞き手に届けることは出来ないとのことでした。そして最初に指摘されたのは話をする際にしっかり足の裏をつけることでした。
言われた通りのことをして分かったのは、中田が今まで人前で話をする際は文字通り地に足がついてなかったことです。今まで話しす時は重心が上になり、体が浮ついた感じになっており文字通り「あがって」いました。そうなればなる程話す際に落ち着きがなくなり、次第に早口になることに気づきました。
逆に「地に足をつける」ことを意識していると、文字通り気持ちが落ち着き、意図しなくてもゆっくり丁寧に話すことが出来たのです。
人前で話すことが苦手だと思いる人は、まず話の内容より自分の脚を地につけることに意識を向けてみてはいかがでしょうか。そうすることで心が落ち着けば自然と落ち着いて話が出来るのではないかと思います