今週の市場を振り返り（2016年1月29日）

今週の市場を振り返り気にかかったことをメモしてみます

①日経平均は19500円三度目の正直なるか。それとも二度あることは三度あるか？

NYダウ2万ドルの効果もあり今週の日経平均終値は19,467円と前週末より329円上昇しました。一方で日経平均は昨年12月以降19500円を越えようとすると足踏みする傾向が見られます。

 

来週の株価が19500円を超えるようですと別展開も見られますが再度19500円で上値を抑えられるような場合は所謂「三尊天井」の形となります。「三尊天井」の形以降は株式は下落に向かう傾向が強く見られます。トランプ大統領のラリ－が今年前半も持続するか一旦調整を見極める上でも来週の相場動向には注目です


②　国債利回りが上昇

日本の10年国債の利回りが0.075%で終えています。日銀の異例とも言えるマイナス金利誘導からそろそろ1年を迎えようとしていますが、昨年11月にマイナス金利を脱して以降国債利回りが上昇する傾向は続いています。

 

株価の上昇が続いてる以上債券が売られるのは至極当然の状況とも言えますが冒頭述べた日本株の動きに連動して国債利回りがどう推移するかも注目材料と思えます

③豪ドルが強い

オ－ストラリアドルは86.71円と昨年12月以来の水準まで上昇しました。豪ドルは高金利通貨としても人気が高く、それに合わせて為替利益が見込めるようなら更に注目度は高まると思います。米ドル以上に投資対象としては注意を払うべきではないかと思います

 

来週は月末を迎えることもありますので引き続き市場動向には注目するべきだと思います