価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

気になる決算コメント

7月~8月にかけて上場企業の決算が続いています。その中で日経新聞に気になる決算コメントが載せられていました

 

とある半導体製造装置メ-カ-の役員のコメントです

 

「主力半導体製造は好調。メ-カ-の積極投資は今後もしぱらく続くと見ている」

 

コメントの内容だけ見るとおとなしいのですがこのコメントに前に書かれた記者のまとめ方は「過去とは違う。この半導体好況は長続きしそうだ」との内容でした。

 

元ネタはこちら

 

過去の中田の経験からしますと、半導体のような景気循環を繰り返すような業界で、今回の好景気は過去とは違うといった認識が生まれますと、大抵景気はピ-クを迎える場合が起こりがちです。

 

例えは異なるかもしれませんが、2008年のアメリカの不動産不況が起こる前には、不動産の好況についてかなり強気な見方があふれていましたが、その後の結果はご存知の通りです。

 

半導体業界という日本の主力産業でこのようなコメントが出て来るのをみますと、そろそろ雨が振るかもしれないと思い傘の準備をする方が賢明に中田には思われます。