価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

先週の重賞結果分析+マイルチャンピオンシップ傾向分析

TV「先週の結果分析」で先週の重賞のタイムランクが発表されました

武蔵野ステ-クスは水準のタイムランクとなりました。勝ち馬の動向はまだ分かりませんがチャンピオンズカップに出走するようなら注意は必要と思います。

 

さて今週はマイルチャンピオンシップが行われますが過去のデ-タを見て思った勝ち馬の傾向では思える要素を上げたいと思います

 

  • 前走から騎手が替わる方が好成績

    マイルチャンピオンシップでは過去10年では6回で前走から騎手が乗り替わった馬が勝利を収めています。

    ところが期間を直近7年に変更する、その6回がいずれも該当しており、これはかなり割合が高いといえます。

    ちなみに乗り替わりなしに該当する1回は2012年サダムパテックで勝利を収めた武豊騎手だけとなっています。

    乗り替わりが多発した先週のエリザベス女王杯と比較すると、マイルチャンピオンシップは乗り替わりがそれ程多く発生していませんのでこの条件が当て嵌まるようだと勝ち馬は相当絞り込まれることになります。

  • 前走は人気している馬が多い

    マイルチャンピオンシップの前哨戦は色々ありますが、直近7年の傾向を見ますと、勝ち馬は前哨戦でいずれも1番人気か2番人気でした。

    2010年に13番人気の低評価で勝利を収めたエーシンフォワードですら前哨戦のスワンステークスは1番人気でした。

    ちなみに唯一の例外は前哨戦の天皇賞秋が10番人気であったサダムパテックです。

    1と2の条件に当て嵌める馬となると意外と対象はすくなそうです

    例:レッドファルクス:Mデム-ロ⇒Cデム-ロに乗り替わり+前走のスプリンターズステ-クスは1番人気

    人気しそうな馬ではありますが単勝勝負は面白いかもしれません

追伸:
マイルチャンピオンシップエアスピネル乗り替わりのニュ-スには驚きました。

少なくとも怪我や先約があった主戦場が異なる等以外の理由で前哨戦勝利を収めた騎手がGⅠで乗り替わった例は記憶にありません。

ましてや武豊騎手はマイルチャンピオンシップでは別の馬に騎乗することになったのですから、私生活でスキャンダルはあったにしろ、日本競馬界に起きている騎手起用の短絡的思考の極みが今回の事態に思えてなりません。


今日のブログでは乗り替わりの騎手の方が好成績を収めている傾向を書きましたが、エアスピネルについては前走の勝利は不良馬場適正の差でしかないと思いますので、ム-ア騎手乗り替わりで人気するようなら危険だと思います。