価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

ブックメーカー投資顛末①

昨年の3月頃にある情報商材を読んでブックメーカー投資を行っていました。今回は私の行った投資の経過を皆様のご参考になればと思い書かせていただく事にしました。


ブックメーカー投資をご存じの無い方にどのようなものかと申しますと、海外ではサッカーや大リーグの試合でどちらを勝つか負けるかを予想する賭けごとが隆盛です。競馬等も日本ではJRA以外で賭けをすることは禁止されていますが、イギリスでは日本と違い主催団体が馬券を売っていないのでブックメーカーを通じて投資する事があたりまえになっています。


このブックメーカーですがどこも同じオッズを提示しているわけでなくそれぞれ提示するオッズはブックメーカーによって違います。あるサッカーの試合でAとBが対戦する際に、ブックメーカーXでAが勝つ方に1.95倍。ブックメーカーYでBが勝つ方に2.1倍のオッズが付いているとします。


その際ブックメーカーXに101ドル、ブックメーカーYに94ドルのお金を賭けたとしますと、出費は195ドル。Aが勝った場合の配当は197ドル、Bが勝った場合の配当も197ドルですので、どちらが勝とうと2ドル儲かるのです。


このようなブックメーカー毎のオッズの歪を専用のソフトで捉えて小さいながらも確実に儲けを取りましょうというのがブックメーカー投資の考え方なのです。


株式にも同じ商品で価格の違いのわずかな差を捉える裁定取引というものがありますしたので、理屈的には間違いないなと思いました。ただ、理屈と実態は違うこともあるかと思いましたので、初めのうちは少額で取引を始めることにしました。


中田の場合は6社のブックメーカーに口座を開設し、ネット上の資金決済業者にもお金を預け体制を整えるのにほぼ3週間の時間を要しました。3週間経って専用ソフトの使用料を払い、ブックメーカー投資を始めて見ました。


このソフトはブックメーカー同士のオッズの歪みを見つけると、警告が上がりそこに投資額の合計を打ち込むと、どのブックメーカーにどれだけの資金を配分して下さいと計算されるので、その通りの金額を各ブックメーカーのサイトに訪れ投資するだけなのですが、アラートは上がるのですが希望通りのオッズで投資する事がなかなか出来ないのです。


ソフトではブックメーカーAのオッズが2.3倍と表示されていても、実際サイトに訪れると2.1倍程度に下がっている場合もあります。首尾よくソフトで提示された通りのオッズが表示されていても、金額を入力するのに時間をかけてしまうと、その間にオッズが下がってしまうのです。


これは思った以上に反射神経+キーボード操作がいるぞと心を新たにしました。少なくとも情報商材に書いてあるような、ソフトを立ち上げて、本でもゆったり読んでいて、ソフトがサインを出したら投資を行って簡単に儲けれるという感じではありませんでした。


ただそのうち、各ブックメーカーのサイトの構成にも慣れてきましたので、3日程すればソフトの指示通りに買う事が出来ました。そうして1週間程経ったある時最初の事件が起きたのです。








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