価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

仕事は感情的になったら負け

GW中にブログの読者さん数が1,000件を突破していました。ブログを始めた頃に最初に目標とした件数を達成する事ができましたので嬉しいです。これからも少しでもお役に立てるブログを書いていきたいと思います。

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中田の会社には出入りの業者さんがいるですが、先日その業者さんに初期設定をお願いした、データ処理でミスが発生しました。要因を探りますと、業者さん間の連絡不足による、処理ロジックのミスであることが判明したのですが、他の部署に提供しているデータにも影響した話しでしたし、顛末書と今後の再発防止策を提示してもらうことにしました。

先日その書類を提示されたのですが、中田の読んだ感想はこれでミスの再発が防止できるのと思えるのかと思える内容でした。担当者の片方のシステエンジニアの人に確認したのですが、納得を得る回答は得られませんでした。

その態度を見て業を煮やしたのか、同席した先輩のSさんが「ミスを起こしておいてその態度はなんだ」とエンジニアの人を怒鳴りつけたのです。先輩のSさんは感情の起伏の激しい方ではありますが、打ち合わせでここまで激しい態度を見せた事はありませんでした。その後もエンジニアの方が以前起こしたミスの事にも言及し「やる気が本当にあるのか」的な発言までされていました。

エンジニアの人は何も言い返せない様子で、打ち合わせの雰囲気が一気に悪くなりました。その場は業者さんのもう一人(コンサルタントの方)が、指摘いただいた点を踏まえて書類を再作成すると云う事におさまりました。

中田もエンジニアの方の対応がベストを尽くしたとは思っていませんでしたが、先輩Sさんの対応はよろしくないなと思いました。思った通りの影響が表れていました。

翌日中田が業者さんのコンサルタントの方と打ち合わせをしました。他部署からクレーム的な話しが持ち込まれ、それに対応するための打ち合わせをする事にしました。他部署への対応を検討する際に、Sさんの担当している案件にも絡みそうな話になりましたので、中田はその打ち合わせにSさんも同席してもらった方がよいと判断したのですが、コンサルタントの方が乗り気ではありません。

理由を聞きますと、Sさんが同席して先日のように感情を爆発させるような事があるとまとめるものもまとまらなくなると言ったのです。

中田は気持ちは分かるが、担当者であるSさん不在の状況で話を進めるとそれはそれで不満を持たれる点を言って一応納得はしたようなのですが、不安感は隠せない様子でした。

中田はこの様子を見て、本当に怒りを覚える事態になったとしても感情的になったら負けなのだなと痛感しました。人間は感情的な生き物ですし、感情に左右されるのが致しかたない事とは思いますが、こと仕事の場でそれを見せすぎますとマイナスにしかなりません。

仕事に感情は不要だとは申しませんが、仕事である以上ある程度の論理性を持たせ相手を説得しないといけません。ただ論理だけで相手が通用するとは思いませんので感情的要素も必要と思いますが、中田自身は論理と感情の割合は70:30位が適当だと思っており、それが感情主体になった瞬間うまくいくものもうまくいかなくなると思います。

中田としては、Sさんは感情を爆発させる事で一時的にはすっきりしたかもしれませんが、仕事の相手の感情をかなり傷つけてしまったのですから、長期的にみてどれだけ悪影響を及ぼすかは定かではありません。仕事では感情的になったら負けなのだと改めて思いを強くしました。