価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

仕事の肝はコミュニケーション①

先日部の全管理職を交えた会議で中田がある分析を行う事を提案しました。アベノミクスのお陰もあってか、会社全体の業績はよくはなっているのですが会社全体ではコスト管理化が厳しく問われており、ウチの部署でも各施策とそれに伴う効果が費用だけのものがあったかどうか求められていると判断し提案したのです。

会議の場では異論が多少出たのですが、特に反対する意見もありませんでしたので中田は提案通り分析をやらしていただく事を了承いただいたものと判断していました。

ところが分析内容を精緻化する為に、違う課の担当者との打ち合わせの依頼をした際に、ある担当者が打ち合わせの参加を拒否してきたのです。その担当者が拒否の知らせをした際、中田はあいにく体調を崩し会社を二日ほど休んでいた時でした。

最初その話を聞いた際は、管理職全員が参加した会議で決まった事を一担当者が拒否するのはあり得ない話だと思っていたのですが、中田が休みのうちに再度、その担当者と課長に再度説明をしなおす事が決まっていたのでしぶしぶ従いました。

ただ中田が話をすると少々喧嘩ごしになりそうな気がしましたので、その時の説明は後輩にやってもらう事にしました。後輩による説明が終わった後、何か懸念点がないかと聞いた際に、先方の課長が驚くべき事を言ったのです。

「先日の会議でその話を聞いたけど、正直私にはその分析を行う意義も、今行う意義も理解出来ない。それで担当者の(Sさん)には打ち合わせに参加しないでいいと指示した。」

中田は驚きました。当たり前ですが、先日の会議にはその課長も参加されていましたが、質疑応答の際には何の質問も異議も申されていませんでした。管理職全員が参加した会議で了承を得た事を、参加された管理職の人が裏で反対だったと言われて、協力いただけないようではある会議での決定事項は一体何なのか、引いては何のために会議を行っているのかも疑わしくなります。中田はその話を聞いた時は一瞬その課長のされた事に理がない事を訴えようかと考えました。長くなりそうなので続きは次回にさせていただきます。