価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

ドル安円高

年初からドル安円高の流れが止まりません。16日朝現在のNY市場では1ドル=110円50銭近辺まで円高が進んでいます。

個人的には今回の円高の流れはよく理解出来ません。為替は基本的に両国間の金利差に連動する傾向があります。

日本とアメリカの金利を比較ではゼロ金利の日本より米国の金利の方が高いです。ですから日本とアメリカの金利差が拡がると円安ドル高の傾向になりがちで、金利差が縮まると円高ドル高安の傾向になりがちです。

最近のアメリカ市場はFRBの利上げを続けるとの観測から長期金利の指標である10年物国債の利回りは以前に比べると拡大傾向にあります。

1月16日時点の10年日米10年国債の利回り差は2.48%。

 

昨年の2月に利回りがこの水準まで拡大した時のドル円は115円台でしたので、直近の水準はやや円高により過ぎにお思えます。来週以降もこの水準が続くようでしたらドルを購入することも一方かと思います。