価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

休むも相場

昨日の大納会を持って今年の日本株市場は幕を閉じました。12月の相場は終わって見れば前月末比+40円の水準で大きな動きはなく終わりました。

 

12月の日経平均の高値と安値の差は762円。11月が909円に過ぎないと書いた水準より更に動きがない展開となりました。中田は今月初めのブログで日経平均は18ヶ月移動平均線からの乖離が高いと書きましたが、そちらも依然+18%と高い水準です。

 

去年のトランプ相場のように長期揉み合いの後に上昇する展開もないといいませんが、日本企業の収益力改善にまだ期待が持てない状況では、来月以降の株価の動向は一旦は警戒感を持つ方が無難だと思います。

 

相場の有名な格言にも「休むも相場という」ものもあります。相場展開が読めない、割安でも割高でもない時は余力を蓄えるのも立派な戦略だと中田には思えます。

 

「何程利運を得ても、休むことを忘るるときは、商い仕舞いのときはきわめて損出ずると心得べし。(宗久翁秘録)」

 

それでは皆さんの来年が良い年になりますことを祈念しております。