価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

今動くのは正しいのか・・

今週の日経平均は21,382.62円、前週末比▲7.4%で終えました。先週のブログで中田は週明けの月曜日に株価は下落しても短期的な調整で終わるのではないかと書きましたが、結果的には一時的どころか滅多にない大調整になってしまい、不明を恥じるより他ありません。とはいえ外れてしまった予想を悔やむよりここから先にどのように行動するかを考えていきたいと思います。

さてここまで株価が下がりますと株を買った方が良いかと考える人も多いかと思いますが、中田は現在の株価水準で動くのは得策ではないと思います。

なぜなら今株価買う理由としてはあげられるのは

「以前より株価が下がった」

以外ないからです。

確かに以前中田が日経平均株価の割安を判定する際に使用した日経平均全体のPERも13.08倍台に落ち込んできています。

ただ昨年8月に比較すると明らかに円高の動きが見え始めている日本市場において、日経平均株価の1株あたり利益は現在の水準を維持するのが精一杯かと思えます。利益の額が落ちれば現場の13倍程度のPERは将来的にあっさり15倍くらいに落ちこむ可能性も大いにありえます。

そうした危険性を考えると今回の下落では現時点でPER12倍台の水準を意識するくらいでリスクに見合うのではないかと思います。そうなると日経平均21000円割れあたりが動くにには妥当な水準に思えます。そのあたりまで忍耐力を持って見守ることにします。

 

「決して値頃感で取引しないこと」
(伝説のトレ-ダ- ウィリアム・ギャンの「価値あるル-ル」の一つ)