価値探究の道

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【書評】 花粉症は1週間で治る

今や国民病とも思われる花粉症について衝撃的なタイトルに惹かれてつい買ってしまいました。

 

本書の著者が主張しているのは花粉症に対して対処療法ではなく、体に不足する栄養素を積極的に取り入れることで根本的な体質を改善して花粉症を治しましょうとのことです。

 

腸内環境を良くするために乳酸菌を乳製品以外の要素で積極的に取る、タンパク質の積極摂取、糖質を避けるべきだなど今や一般的になりつつあることを含めて様々なことが書かれていますが特徴的だと思われたのは「ビタミンD」の積極摂取です。

 

筆者の主張では免疫システムの改善とビタミンDには深い関連があり、ビタミンDには細菌やウィルス攻撃して殺すタンパク質を合成する作用があるそうです。

 

日本は日本のビタミンDの摂取基準量が欧米諸国に比較すると低く、このことが免疫不全により生じる花粉症が日本で特に多く起こっている要因ではないかとの仮説をたてており、ビタミンDを積極摂取することが花粉症軽減の近道だと記載しています。

 

あくまで筆者の患者へ行った治療への体験ベ-スの話であり、本格的な臨床試験を行ったわけではない内容ですが、私も長年眼の花粉症に悩まされていた経緯もありましたので、筆者が本書内で推奨するタイプのビタミンDサプリメントを入手し使ってみました。

 

結果を言いますとサプリを飲み始めたその日に花粉が大飛散している中で外出したのですがかゆみが起きることはありませんでした。

 

また私はこの時期になると朝眼を覚ました時に眼が充血しひどいかゆみを感じていたのですが、取得してから1週間経過した現状はかゆみも治まり、眼の充血も以前より軽減したとの家族の意見もありました。

 

丁度サプリメントを取得した頃から花粉の飛散量が減り始めた時期でしたので全てがビタミンDを取得したお陰と言うのは語弊があるかもしれませんが私個人には改善の兆しがあったと感じられる結果となりました。

 

スギ花粉のピ-クは過ぎつつありますが、この後も種類を変えた花粉の飛散は続くかと思いますので、花粉症に悩まされている方は本書の内容を試してみる価値はあるのではないかと思います。

 

リンク「花粉症は1週間で治る」