価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

少しイライラした時には

最近少々会社で感情的になりかねない事が続きました。ある会議に参加した際に中田の業務範疇外の業務を突然中田も担当するように言われていたのです。

その業務はテーマとして結構重たい業務で、片手間で出来る業務ではありません。会議の後に上司に、先程の話で担当するよう言われた業務はそんなに簡単な業務でない事、それに先月の個別面談の際に中田の担当業務は決めた筈だと相談したのですが、上司としてはその業務がうまくいっていないので中田にも担当してもらいたいとは以前から考えていた、色々業務が大変なのは分かるが、今回の業務も担当してもらいたいとの話しに終わりました。

話し合いと言うよりかは、一方的に宣告された事を押し切られた形になりましたので、中田もかなり感情的になっていました。家に帰ってもその業務に関連した事でやらなくてはいけない事を考えると、またイライラしてきました。

その時妻に「随分浮かない顔しているけど大丈夫?」と聞かれてハタと気付きました。

実は先月家に帰ると嫁が浮かない顔をしていました。事情を聞いてみると、会社で悩みごとだったのですが、話を聞く限りでは今働いている会社の親会社の意向も絡んでいる話で、派遣社員である嫁があくせくしてもどうにもならない話でした。

その時中田は嫁に1ヶ月前に悩んでいたこと話し覚えていると聞きました。嫁は覚えていないから教えてと聞いたのですかが、実は中田も1ヶ月前に嫁が何に悩んでいたなんか覚えていなかったのです。

何でそんなことを聞くのと言われた際にに、人間の悩みなんてものはこんなふうに大抵一月もあれば忘れてしまうもんなんだ。一月も経てば忘れてしまうようなことで、浮かない顔をするのは美容にも悪いよと言ったものでした。

あのとき嫁に言った言葉にたいして今度は中田が従う番でした。恐らく今悩んでいることも一月もたたないうちに忘れることでしょう。

そんな下らないことにブチブチ不満や不安を感じる暇があれば、新業務に必要なことを早く学んだ方がいいやと思うようになったのです。そのように思考を切り替えますと、先程振られた業務も細分化して取り組めば何とかなりそうな目処をたてることができました。

以前デールカーネギーの著書を読んだ際に、100人の人に忠告を与えるのは簡単だが、その100人の1人に自分がなり、言ったことを実践するのは難しいとの言葉がありました。

嫁にそのことに気づいたのは幸運でしたが、まだまだ修行が足りないなと思い知らされた中田でした