価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

人付き合いの変わる時①

先日会社から帰ってくると嫁がしょげていました。最初はなかなか理由を言おうとしなかったのですが、どうも会社の社員の方との人間関係が問題だったようです。

嫁は派遣社員として今の会社に勤めて半年程経つのですが、年上の女性社員の方で入社直後から親切にしてくださった方がいまして、勤め出してすぐの頃は親切な社員さんがいる話しを随分していました。

ただ先日あるお客様からクレームが持ち込まれた際に、派遣社員である嫁に判断をする事が出来ず、その女性社員の方に相談した所それは隣の営業日に責任がある話だから、営業部に話を回すように言われたそうです。

嫁が営業部の担当の人にクレームの件を報告すると、今度は嫁の所属している事務方の問題だと突っ返されたそうです。嫁はもう一度先輩社員に相談したのですが、あくまで営業部の問題だから放っておけばよいとの回答だったのですが、新米派遣社員で部署に掛ってくる電話を取らなくてはいけない嫁にとっては、板挟みの状況になってしまいしまた。

案の定クレームを入れたお客様が、連絡がない事に対して再度不満の電話をかけてこられたそうですが、対応に苦慮した嫁が電話応対を先輩社員に変わって貰おうとしたのですが断られ、嫁はお客様に文句を言われても「申し訳ない」を繰り返すしかなく非常に困った事+先輩女性社員の方の対応に結構ショックを受けたみたいでした。

その話を聞いて中田が感じた事はがあります。それは人の付き合いのレベルには3段階程度のレベルがあると思ったことです。

①味方・・自分が重要と感じている価値感がほぼ一致している人。当然考え方の違う部分もあるが、小さな違いとして見過ごすことの出来る人

②中立・・自分が重要と感じている価値観に一致している部分もあれば、一致していない箇所もある人。もしくは、価値観がよく分かっていない人。

③敵・・・自分が重要と感じている価値感が真逆の人。考え方の一致しているもあるが、価値観の違いを受け入れる事が出来ない人

私の嫁のには、会社に入ってきた直後の人には親切にすべきだとの価値観があったのだと思います。その点では、嫁と入社直後の慣れない嫁に対して色々フォローをしてくださった先輩社員の方の価値感は一致していたので、嫁としてはこの先輩社員を「味方」に近い感覚でみていた筈です。

ただお客様対応の面においては、嫁がお客様のトラブル解決を優先して動くべきだとの考えを持ったのですが、先輩社員の方は自分達の役割の範囲で仕事をすべきであり、自分達の責任の範疇外と思う事に対しては労力をかける必要はないとの考え方を持っていたのだと思います。

中田もそうですが、人間は自分と共通点のある人間を好きになります。特にものの考え方(価値観)については、自分が重要と考える価値感の一つが一致している人ですと、他の価値観も一致して欲しいと期待したくなるものですが、そうは問屋が下ろしません。

ひとつの価値感が一致していて、この人は私の味方だと思っていた人が、他の重要と考えている価値観で自分と真逆の反応を示されると結構ショックが大きいと思います。

中田の嫁も派遣社員としてはともかく、社会人経験が長い人間ですから、会社には色んな人間がいる事は分かっている筈です。ただ、そんな嫁でも一度よい印象を持った人(私と考え方が似ている)と思った人に、考え方の違いを見せつけられる行為をされるとやはり痛みを感じるのだなと思いました。

ただ先程述べた、味方⇔中立⇔敵といった感じで人を見る目が違ってくる事は中田の経験にもよくあることでした。話しが長くなりそうですので、続きは次回に書かせていただきます。

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追伸:GWは予定が入りましたので、5/3(金)及び5/6(月)のブログ更新はお休みさせていただきます