投資する時はまず半分

投資で成功するには色々な重要な要素が必要です。適切な案件や対象を選ぶ事も必要ですし、リスクの計算をする必要もあります。中田が一番大事だと考えますのは、投資するタイミングです。

一般的にどんなよい投資対象でも、世間の評価が高く値段が上がってしまったタイミングでは良い成果はなかなか得られないものですし、中田が絡んでいる株のような市場で取引されている商品が対象となる場合は、タイミングの重要性が増します。

いつが適切なタイミングかどうかの判断は個々人で分かれることですので、それについてはお話ししませんがタイミングの件で中田が個人的に心掛けている事がひとつあります。それは

「1回に資金の全額を投資するのではなく、半分程度に留めておく」

投資する時は勿論いいタイミングだと思って投資をするものではありますが、それでもなかなかベストのタイミングで投資する事はなかなかできません。ベストのタイミングを狙いすぎて機会を逃してしまうのは本末転倒ですので、中田はこの位が頃合いかと思ったタイミングで半分位の資金で投資を行います。

その後買った値段より下がった場合は残った資金で追加投資を行えば、最初に買ったものより平均的な購入コストを下げる事が出来ます。仮に最初に買った値段がベストのタイミングで、それ以上価格が下がらない事があればベストのタイミングで買えた事を喜べばよく、残った資金はまた別の投資対象を探せばいいだけの話です。

ここであの時全額投資をしていればもっと儲かったのにと思うのは欲が過ぎます。中田の場合は過去の自分の経験からしても、うまくいった投資でも最初の買ったタイミングがベストであった場合は少なく、大抵は更に安い価格で買えるケースがあったので、今のやり方を行うと事にしました。

勿論世の中には中田と違いベストのタイミングで投資を行える方もいるとは思いますが、そういう才能のある方はごくわずかではないかと思います。全額投資をして苦い思いをした方、ベストのタイミングを狙いすぎて失敗した経験がある方は、投資をする時はまず半分だけ投資するを試してみてはいかがでしょうか。どちらに転んでもいいと考えれば案外好結果に結びつくのかもしれませんよ。