価値探究の道

投資や競馬の世界で儲けを追求するに世間で思われている価値と実際の価値のギャップを見つけること。そんな思いで書かれたブログです

セミナーに行って心掛けていること

このブログを読んでいる方なら、セミナーや研修に参加される方は多いと思います。そういう場は学びの場ではありますが、人との出会いの場であります。少なくとも、お金と時間を掛けて自分の学びたいと思っている事を同じように習得しようとの考えを持っているので、価値観があっている仲間を見つけるのには最適な場のひとつではないかと思っています。事実、私の会社以外での人脈の半数程度は、同じセミナーを受講した方が中心でした。

そんな私がセミナーの場で心掛けていることがあります。それは

「相手の名前をメモに記録していることです」

最近のセミナーでは開始前にお互いを自己紹介する例が割と増えているのですが、そんな機会があった時は中田は必ず相手の名前と自己紹介で語った事をメモするようにしています。

勿論頭で記憶するようにも努力はしているですが、セミナーで10名以上の人かが自己紹介された場合どうしても記憶があいまいになってしまう場合があります。中田の場合はそれを補完する意味でメモへの記録に頼っているのです。

何故そんな事をしているのかといいますと、人と仲良くなるきっかけの第一歩は相手の名前を覚えることだと思うからです。お店で考えていただいたら分かると思いますが、馴染みの店に入ると「●○さんいらしゃい」と声を掛けてくれるのが気分が良くて通うケースは多くないでしょうか?

マニュアル対応を行っているファーストフードのお店ならともかく、何回か店に通って自分の名前を覚えてもらってないとあまり気分のいいものではありません。以前高級ホテルのおもてなしの仕方の本が書いていましたが、お客様と言わずに「●○様」とお答えするのは基本中の基本だとも書かれていました。

以前人間の自尊心の話をしましたが、自分の名前にも普通の人は誇りをもっています。相手の名前を覚えて、その名前で話しかける事はそれだけで人の自尊心を満たしていることになるのです。

セミナーによっては、最初の自己紹介がなかったりして参加している人全部の名前を知る事が難しい場合もあるかもしれませんが、そんな時は地道に隣に座った人方の名前を聞くようにしましょう。

私にも6年前のセミナーで知り合い、いまだに親しくお付き合いをしている友人の方がいますが、その人との出会いも最初に受講した回にたまたま隣合わせで座ったことがきっかけだったのです。

参加者全ての方を覚えるのにこしたことはありませんが、それが出来ないなら一人でも多くの人の名前を覚えられるよう努力しましょう。そもそも大勢の人が参加するセミナーの中で、知り合いになる人はやはり何かしらの縁を持っているものです。その縁を無駄にしないためにも、相手の名前を聞いてメモすることは効果はあるのではないでしょうか。中田はそのように考えています。