なくても平気なもの

以前夢ノートを見直した話しを書いた事がありました。今日の話はその続きです。5年前に書かれた中田の夢ノートに書かれた夢のひとつに「1回1万円以上のマッサージのコースを毎週受ける」というものがありました。

当時中田は仕事でパソコンを使う事が多かった為か、週末になると肩を含めた全身が凝っている状態でした。その時通っていたマッサージサロンには酸素カプセルが入っていました。20分3000円程度の値段でしたが、そのカプセルに入ると全く体に残る疲労が違ったのです。

ただ1時間のマッサージと酸素カプセルに入るのは1万円程度のお金がかかってしまいます。当時独身貴族であった中田にしてもこの出費は痛くせいぜい月に一度程度しかサービスを受ける事が出来なかったのです。そんな事もありまして夢ノートにそんな事を書いたのだと思います。

それから5年経った今中田はその夢を達成したかと言うと達成していません。あの当時よりは収入も増えましたので、週に1万程度のマッサージであれば行こうと思えば行けるとは思いますが、実際の所その必要がなくなったのです。

あれから5年経ち、運動と呼吸法を取り入れたお陰で中田は以前と比べると全くと言っていいほど肩や全身が凝らなくなったのです。その為マッサージサロンにも今は全く通ってなく、夢ノートに書いた事はまるで必要のない事となってしまったのです。

今回の例は極端な話しかもしれませんが、生きていく上においては必要だと思いこんでいたが、実はなくても何とかなるものが意外と多いものなのです。

今あなたが執着しているもの確かにそれに執着する事に今は意味を感じているかもしれません。ただ、仮に望むべきものが手に入らなくてもその事で悲嘆にくれるのは早計かと思います。

それが手に入らなくても、あなたの人生には関係ない事が多い、なくても平気なもが結構多い事を忘れない事。バランスワーカーとして生きるには必要な知恵ではないかと中田には思えるのです。